・北海道新聞は「調査報告の体をなしていない」元記者の識者が批判
取材経緯も説明になっていません。例えば、現場となった4階に記者を行かせる指示を誰がしたのか「はっきりしません」と。その程度の社内取材もできないなら、報道機関を名乗る資格などない。もはやお笑いです。
逮捕されたのは試用期間中の新人記者です。調査報告には「キャップや別の記者から、校舎内で身分を聞かれても、はぐらかすように言われていた」と記されています。こんな指示を現場で受けたら、新人は普通言い返せません。それを分かっていながら「経験を積ませたかった」と言って行かせたと。一種のパワハラだと思います。
・話題となっている 北海道新聞記者の事件
大学職員に見つかった際、記者が名乗らなかったのも、こうした指示を守ろうとしたからでしょう。これは会社全体の問題です。
それなのに、調査報告は責任を旭川支社報道部のキャップや記者に押し付け、そのうえで記者教育が必要だと言っている。現場にしたら「冗談じゃない」と叫びたくなるでしょう。一連の取材行為と逮捕という事態をきちんと自己評価できない幹部にこそ問題があると思います。教育が必要なのは幹部でしょう。
北海道新聞の女性記者が旭川医大に不法侵入し逮捕された事件ですが、これに対する新聞社側の呆れた主張が出ました。余りに馬鹿すぎ唖然としています。これについては動画配信をします! pic.twitter.com/V7RgbYixEb
— 小野寺まさる (@onoderamasaru) July 6, 2021
#北海道新聞記者逮捕
— 徳本 (@tokumoto0) July 6, 2021
道新がやっと見解を紙面に載せたがミスリードと新人記者切り捨ての酷い物。記者にはキャップが2階廊下に行くよう指示したがその後会議が行われていた4階に行くよう指示したのはどの記者かわからない、無断録音は新人記者が自分の判断でやったことだと。(続く pic.twitter.com/eW2rPfzVtE
しかも、記者逮捕の4日前に報道陣が医大の4階に無断で入りトラブルになり、大学が報道陣に無断で校舎内に入らないよう強く抗議したとある。元々立入禁止なうえにこんなことまであって問題性を認識してないはずないんだが、道新はこの件は社内で情報共有が不十分で新人記者も知らなかったとのたまう。
— 徳本 (@tokumoto0) July 6, 2021
なお、この北海道新聞の「旭医大取材の本紙記者逮捕 社内調査報告」は道新web版では電子版会員になるかパスポート取得してログインしないと一行も読めない。https://t.co/dYP3X8a6Mf pic.twitter.com/qZQllFPRr4
— 徳本 (@tokumoto0) July 7, 2021
あくまで記者が自分の判断で盗聴したと発表すると同時に、報道部の部次長や部長は取材方法への関与が不十分でしたとする道新。これも、反省するふりして上層部は盗聴の指示には関与してないと念押ししてるようなもの。 pic.twitter.com/WGVhxlABjJ
— 徳本 (@tokumoto0) July 7, 2021
職員に見つかった際にすぐ道新記者と名乗り取材目的と告げるべきだったが動揺してできなかった。こう書いた直後にキャップや別の記者から校舎内で身分を聞かれてもはぐらかすよう言われていたと書く矛盾。そもそも記者腕章を隠していたし。 pic.twitter.com/8EDlCqpFyr
— 徳本 (@tokumoto0) July 7, 2021
それが最も現状に即した対処法だ