テンセントが、ドイツの企業でもあるCrytekを買収するというニュースが伝えられるとしていて、その反応はどのようなものになっていて、そして、どんな影響があるのかですね。
テンセントは、世界中のメディアやエンターテインメントビジネスにおいて、ますます強力な影響力を持ち、様々な主要ブランドに投資や買収を行っています。また、中国を代表する企業の1つであるテンセントは、中国市場へのゲートウェイとしての役割も担っています。
Crytekは、『Crysis』(Crysis Remastered Trilogyは近日中にSwitchで発売予定)や最近では『Hunt: Showdown』などのタイトルで知られています。
ドイツ企業の買収のニュースはBildが伝えたもので、テンセントや、潜在的には中国政府に与えるアクセスに懸念があるとしています。これは、CryEngineが一部の軍事シミュレーションに使用されているという事実に基づくものです。
Niko PartnersのシニアアナリストであるDaniel Ahmad氏は、Crytekが潜在的な買い手と話をしていることは秘密ではないと述べ、Bildの記事のトーンを下げています。
軍事機密やシミュレーションの話を超えて、テンセントは様々なゲーム会社の支配権や少数の株式を取得し続けているため、これもまた大きな動きになる可能性があります。
この継続的な投資について人々がどのように感じようとも、それはテンセントの継続的な戦略であると思われます。
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テンセントの背後には中国政府がいるので、その辺に懸念があるとして、軍事シュミレーションなども行っているだけに、今後の動向がどうなるかですね。