Valveの『Steam Deck』は中~高設定でのゲーム実行を謳っていて、レイトレーシングや可変レートシェーディング(VRS)などの機能がサポートされる予定だと伝えており、その辺は期待が持てそうですね。
Valveの『Steam Deck』は、突然の発表以来、話題になっていますが、その理由を理解するのは難しいことではありません。このハンドヘルドPCは、Zen 2 CPUとRDNA 2アーキテクチャを採用したクアッドコアのカスタムAPUに、16GB LPDDR5 RAM、NVMe SSDで最大512GBを搭載しています。中~高設定でのゲーム実行を謳っていますが、レイトレーシングや可変レートシェーディング(VRS)などの機能がサポートされることも期待できます。
これは、ValveのPierre-Loup Griffais氏がIGNで確認したもので(6:40以降)、ハードウェアがDirectX 12 Ultimateにも対応していることを指摘しています。また、OSがSteamOSをベースにしているため、プレイヤーが好きなMODをゲームで活用することも可能です。また、Epic Games Storeのような他のストアフロントもアクセス可能であることも悪くありません(創業者のTim Sweeney氏は、Valve社のハンドヘルド化の取り組みを賞賛しています)。
Steam Deckの予約は、米国、欧州連合、カナダ、英国という限られた地域でまもなく開始されます。消費者は、Steamアカウントを持っており、2021年6月までに購入している必要があります。価格は、64GB eMMCストレージが399ドルから、512GB NVMe SSDモデルが649ドルまでとなっています。詳細については、今後の続報にご期待ください。
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期待のハードルが一気に上がっていますが、それ相応の機能性の追求と自由度がその背景にあるようですね。レイトレーシングにも対応して、ハンドベルド機としては十分ですね。