東京オリンピック2020に任天堂が参加していなかった訳とは？土壇場で撤退していたことが伝わるとしていて、その理由は何かといえそうですが、計画やプランがあったことは間違いないようですね。
任天堂は、東京2020オリンピックの開会式のコンテンツを直前になって削除したと報じられています。
これは、日本のタブロイド紙『文春』が、2020年の東京オリンピック開会式の脚本案を10枚以上入手したと主張しているもので、その中には、任天堂が、廃案となったビデオゲームのシーケンスの企画に積極的に関与していたことが明らかになったとされています。
先週7月23日に開催された2020年東京大会の開会式で、唯一ゲームが登場したのは、大会に参加する11,260名のアスリート全員が競技場に入場するまでの長い過程である『パレード・オブ・ネイションズ』の部分でした。
このパレードでは、『ファイナルファンタジー』、『モンスターハンター』、『ドラゴンクエスト』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、『クロノ・トリガー』など、日本で開発されたテレビゲームの音楽がオーケストラで演奏されました。
しかし、世界中で強い影響力を持つ任天堂のコンテンツが、このシーケンスや式典全体に登場しなかったことには、多くの人が驚きを隠せませんでした。
任天堂は、東京2020の最初の式典の主役であり、安倍晋三首相（当時）がスーパーマリオのパイプの中から任天堂のマスコットに扮して登場したリオ2016の閉会式でも登場していたことを考えると、任天堂の不在はさらに驚くべきことでした。
文春によると、本番の1カ月強前である2021年6月16日付の開会式の台本には、『スーパーマリオブラザーズ』『ゼルダの伝説』『ポケモン』のメインテーマなど、パレード・オブ・ネイションズでの任天堂関連の曲が5曲収録されていたという。
しかし、最終的な開会式では、これらの任天堂関連の曲は一切演奏されませんでした。
コロナウイルス感染者数の増加に伴い、東京2020大会は日本国内で広く批判を浴び、一部の主要スポンサーが関与を縮小する事態となっています。
しかし文春は、今回の任天堂の決定には、以前から取り組んでいたセレモニーのコンテンツが削除されたことに対する『複雑な心境』も影響しているのではないかと主張しています。その中には、『8ビットのビデオゲームの世界』をイメージしたパフォーマンスを予定していた導入シーケンスも含まれています。
文春によると、マリオやゼルダの生みの親である任天堂の宮本茂氏は、振付師の水野氏とともに、このシークエンスの制作に深く関わり、『毎週』東京に出向いて打ち合わせを行っていたといいます。
しかし、パンデミックの影響で『東京2020』が2021年に延期されると、2020年12月に新しいクリエイティブ・ディレクターの佐々木氏が就任し、水野氏はすぐに退任した（その後、佐々木氏自身もスキャンダルで辞任）。
この騒動により、何度も脚本が修正され、スーパーマリオやスペースインベーダーなどのキャラクターを予定していたとされる宮本氏の8ビットシーケンスをはじめ、任天堂のゲームに関するコンテンツが削除されたとされている。
文春によると、2020年10月付の別の台本改訂では、リオ2016の閉会式のショーで紹介された有名なマリオのパイプが再び登場していたとのことです。
台本文書には、歌手・女優のレディー・ガガがマリオの帽子をかぶってショーのシークエンスに登場する計画があるとされています。ガガがワープパイプの中に消えた後、日本のお笑い芸人である渡辺直美が、このビデオゲームの象徴的なアイテムの中から出てくる予定でした。
なお、文春の取材に対し、任天堂はコメントを控えたとのことです。
2020年の東京大会は、コロナウイルス感染者数の増加により、日本国内で批判が高まり、一部の有力スポンサーが参加を取りやめる事態になっています。
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文春リークとして、芸能人のプライバシーを暴くことだけが仕事ではなかったようですね。それにしても、ここまで公になるとかなり問題視されるべき事態ですね。