rt78競泳日本代表の池江璃花子(21=ルネサンス)が、29日の混合400メートルメドレーリレー予選に出場。白血病から復帰して挑む2度目の五輪で、日本の決勝進出へ向けて奮闘したが、進出はならなかった。



・池江璃花子「追いつけたかなと思ったが」 混合メドレーリレーでアンカーで奮闘も決勝進出ならず



 予選2組の第2コースで登場した日本は、ライバルの第4コース・中国、第5コース・豪州などと競り合ったが、3分44秒15でこの組6位。全体では9位に終わり、決勝進出はならなかった。決勝進出ラインからは0秒21差という僅差だった。

 新種目として採用された混合メドレーリレーは男女2人ずつ泳ぎ、男女をどの種目に起用するかは戦略次第。男女のタイム差を考慮し、前半2種目を男子、後半女子の布陣が有効とされるが、各国の得意、不得意種目により編成は変わる。日本は五輪開幕後の各選手の調子を見極めた上で、出場選手を選択した。

 池江は今五輪は体力が戻り切っていないため、個人種目出場は断念。リレー種目に専念したが、24日の女子400メートルリレーでは全体9位で決勝進出はならなかった。これが今大会は2度目の出場だった。