逃げ上手の若君２巻　「松井優征が描く少年ジャンプ的歴史スペクタル！」 : アキバBlog

2021年08月05日

逃げ上手の若君２巻　「松井優征が描く少年ジャンプ的歴史スペクタル！」

鎌倉時代末の北条家の少年・北条時行を主人公にした、松井優征氏の「逃げ上手の若君」2巻【AA】が4日に発売になった。裏表紙は『次なる敵は守護・小笠原貞宗！当代随一の弓の名手を相手に、逃げながら勝つことはできるのか！？』で、オビは『松井優征が描く少年ジャンプ的歴史スペクタクル！』だった。

松井優征氏のコミックス「逃げ上手の若君」2巻【AA】発売
「松井優征が描く少年ジャンプ的歴史スペクタクル！」

〈犬追物。当時のメジャースポーツ〉

「ただ勝ってもつまらないので、取り決めを加えよう。
互いの身体に当てた場合も、犬と同様に得点になる。…と致しましょう」

鎌倉幕府を受け継ぐはずだった北条家の少年・北条時行
「（あの男を…倒すと決めたなら）雫。矢を」

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鎌倉時代末の北条家の少年・北条時行を主人公にし、松井優征氏が週刊少年ジャンプで連載されているコミックス「逃げ上手の若君」2巻【AA】が、4日に発売になった。

『逃げ上手の若君』は、1巻発売時のコミックナタリーによると『鎌倉幕府の総帥・北条高時の次男として生まれた北条時行を主人公に描く、史実をベースにした逃亡譚。北条氏本家の力が衰えた鎌倉幕府では、足利高氏が若き守護神としてもてはやされており、逃げるのと隠れるのだけが得意な時行は周囲からまったく期待されていなかった。そんな中、高氏が謀反を起こしたことで、時行は逃げて英雄になる道を歩んでいくことに』で始まったお話（2巻の巻頭あらすじ＆人物紹介）。

今回発売になった「逃げ上手の若君」2巻【AA】には第8話～第16話と、歴史監修：本郷和人氏による歴史コラムも収録（目次）し、裏表紙は『次なる敵は守護・小笠原貞宗！当代随一の弓の名手を相手に、時行は逃げながら勝つことはできるのか！？』で、オビ謳い文句は『怒涛の2か月連続刊行！第1巻即重版決定！』、『松井優征が描く少年ジャンプ的歴史スペクタクル！』だった。

北条家の生き残りを捜す信濃守護の小笠原貞宗が、諏訪大社の催し「犬追物」に乱入！半ば強引に弓矢勝負を仕掛けられ、直接対決に挑むことになった時行だが、貞宗の弓術は達人級の腕前である…。容赦ない猛攻を躱しながら、時行は反撃する術を編み出せるのか──！
コミックス情報

「逃げ上手の若君」2巻【AA】の感想には、マンガとかラノベ等の感想ブログさん『弓の名手である貞宗は強敵感を醸し出し、いい意味で気持ち悪かった。現代も小笠原流というものが残っているのがすごいし』、namaさん『おもしろかった。どんどん濃いキャラ出てくるし話の進むスピードも良い』、宇佐城さん『詳しくない時代の話なのでへぇと思いながら、少年漫画テイストなので読みやすい』、懶惰のゆでたまさん『足利尊氏の人間とは思えんレベルの妖しい魅力もラスボス感凄くてワクワクします』、ナットさん『各話の間に挟まれた小ネタも相変わらず楽しい』などがある。

なお、作者：松井優征氏はカバー折返しで『歴史ものをやる時、最も気を付けなければならないのは「作者が歴史に呑まれてしまう事」だと思います。歴史は知れば知るほど奥深いので、作者がハマってマニアックになりすぎれば、お客を置いてきぼりにしてしまいます。あくまで史実を元にした創作娯楽作品なので程よい軽さ、適当さを忘れずに歴史と向き合いたいと思います』と書かれている。

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