今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その29
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衝撃的だった体験
784:名無しさん@おーぷん 21/09/05(日)17:15:05 ID:Sb.f0.L1
受付事務の仕事をしていた頃の話。
受付と言ってもオフィスや病院などではなく、運動公園にあるスポーツ施設で毎日ジャージ着用、肉体労働も多かった。
大きめのスポーツ施設で、テニスコートやサッカーグラウンド、運動広場が3つくらい、多目的コート、野球場等々一通りの施設が揃ってたので
施設の利用客は少なくても数十人、多い日で1000人以上なんてこともあったため
常連で向こうは私の顔を知ってても、こちらが覚えている利用客は多くなかった。


営業時間が終わるのはちょうど夕暮れ時で、施錠で各施設を回るときには、公園内をウォーキングしている人達とすれ違う。
その中の1人に、私を見ると「こんにちは」「今日も頑張ってるね」とニコニコ挨拶をしてくれる男性がいた。
男性は週4ペースで公園を歩いてたんだけど、最初こそ挨拶だけだったがすぐ「どこから来ているの?」「ご結婚されているの?」と色々聞かれるようになり
私はその距離の近さから、大勢いる常連客のうちの1人だと思って
常連さんとはいい関係を築いていて損はない!と、愛想よく世間話に応じていた。
(〇〇から来てます!電車で30分くらいです、とか、独身ですよ~と普通に返してたし
男性はその昔結婚してたけど、とうのとうに離婚して独り身らしいってことも教えてくれた)
「あなたを毎日見ててね、素敵な人だ、ずっとお話したいと思っていた」「お話できて嬉しいよ」とまで言われ
「毎日いますので、遠慮なく話しかけてくださいね」と、元気で爽やかなスタッフ!を意識して営業スマイルを振りまいてた。
ある日こちらから「施設は今度いつ使われるんですか?」と聞いてみたら「う~ん、昔はたまに使ってたんだけどねぇ」と返された。
あれ?この人利用客じゃないの?じゃあなんでこんな親身に話してくれるの?
そのうち「今度お茶でもしよう」と言われ出し、「上野の夏祭りに行こう」「それとも隅田川の花火がいいかな?」となり
誘われるたびに濁してたら「好きなもの何でも買ってあげる」「一緒に出掛けようよ、頼みます」まで言われて
あっ、これガチなやつだとそこで初めて気づいた。

785:名無しさん@おーぷん 21/09/05(日)17:16:15 ID:Sb.f0.L1
めちゃくちゃ困った。
私は当時25,6だったけど、その男性、少なくとも50は年上に見える完全なおじいちゃんだったんだ(だからこそ全く警戒しなかった)。
次に「楽しみにしてるよ」と言われた時、苦笑いしながら「彼氏がいますので(?八百)」と言ったら
「僕はそんなこと気にしないよ!」と一蹴されてしまった。
すごく悩んで、とりあえず上司や先輩(全員5,60代男性)に相談したけど
「何それ面白!」「そのおじいちゃんお金持ちかもしれないし、行ってみれば?」「せっかくだし受けたらいいじゃんwww」
みたいに笑われて、誰も真剣に取り合ってくれなかった。
私が華奢で儚げな女子とかでは全くなく、小デブで化粧っ気も薄くおちゃらけキャラだったのが大きかったと思うが
それにしたってどうかしてくれてもいいのに…と悲しかったw
どうにか角を立てずに断る方法はないか、でも傷つけたくないし、でも彼氏作戦は失敗したし…と悩んで悩んで
施錠はなるべく後輩の男子に行ってもらう&それまで歩いて施錠に回ってたのを自転車で行く…で
極力会うことを避けた。結果的に自転車ですれ違っても挨拶だけになり、その1年後私は別の施設へ異動になって、それ以降会っていない。

もう7,8年ほど前の話なので、もうあのおじいちゃんはこの世にいないかもなぁと思うと
少しだけ切なくなったりもするが、それにしたって色々衝撃な出来事だった。
ラジオで40代女性が80歳のおじいちゃんにホテルに誘われたみたいな体験談が流れてて思い出した話。
男って何歳になっても男なんだなぁと思ったよ…

786:名無しさん@おーぷん 21/09/05(日)21:20:52 ID:XQ.pp.L6
還暦過ぎたいい歳の爺さんが自分の年齢の半分もいかない女性に『むふ♪』な期待するのって気持ち悪いとしか言えないですね