Remedyは、2010年に発売されたカルト的名作のアップデート版である『Alan Wake Remastered』を正式にアナウンス、スチームとコンソールで展開へとしており、まずは第一報が入ったというものですね。
Remedyは、2010年に発売されたカルト的名作のアップデート版である『Alan Wake Remastered』を正式に発表しました。
リマスターは2021年秋にPCとコンソールで発売される予定で、Epic Gamesがパブリッシャーを務め、オリジナルのゲームとその2つの拡張機能を含み、4Kビジュアルで改良され、クリエイティブ・ディレクターのSame Lake氏による新たな解説が加えられています。
ファンサイト『Sudden Stop』に掲載された公開書簡の中で、Same Lake氏はこのリマスターを『Alan Wake』シリーズのファンベースに捧げました。
『これはあなたのためのものです』と書いています。『11年以上前に発売された『Alan Wake』ですが、その間、皆さんはゲーム、ストーリー、キャラクター、伝承をどれだけ愛しているかを何度も教えてくれました。それは私たちにとってとても重要なことです。私たちもこのゲームを愛しています。』
『リマスターが実現したのは、長年にわたる『Alan Wake』への皆様のご支援のおかげです。だからこそ、2012年にAlan Wakeのファンサイトとしてスタートして以来、Remedyコミュニティに欠かせない存在となっているThe Sudden Stopで、この発表をするのがふさわしいと考えました。』
また、『Alan Wake Remasteredは、数年前に皆さんが恋に落ちたオリジナルの体験です。私たちはそれを変えたくありませんでした。しかし、Alan Wake自身のキャラクターモデルやシネマティックスなど、あらゆるビジュアルがアップデートされ、選択可能な次世代のアップグレードで改善されています。』
『Alan Wake』は、2010年にXbox 360とPCで発売されたアクションアドベンチャーゲームです。ベストセラーとなったスリラー小説家が、妻の失踪の謎を解き明かそうとする一方で、書いた覚えのない最新作の出来事を体験していくという内容です。
本作は、Xbox 360のみで発売されたため、PlayStationユーザーの皆様にお届けするのは今回が初めてとなります。Remedyは、2019年7月にオリジナルパブリッシャーであるMicrosoftから『Alan Wake』のパブリッシング権を取得し、すでにIP権を所有していました。
コントロールスタジオのRemedyは2020年3月、Epic Gamesと次の2つの未発表タイトルのパブリッシング契約を結んだことを発表しました。
この契約における最初のプロジェクトは、すでにプリプロダクションに入っている『AAAマルチプラットフォームゲーム』であり、2つ目のプロジェクトは同じフランチャイズを舞台にした『小規模な』プロジェクトであると説明されていました。
GamesBeat誌の記者であるJeff Grubb氏は3月、2つのゲームのうち1つは『Alan Wake 2』になると主張していました。
その後、同スタジオのクリエイティブ・ディレクターであるSam Lake氏が『Alan Wake』の続編を作りたいと明かしていました。
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リマスターが正式にアナウンスとなっていて、PSでも遊べる初のアランフェイクになりそうですね。続編の前に出すタイトルになるのかどうかですね。