戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://gamecolumn.blog17.fc2.com/blog-entry-80852.html


山内氏がグランツーリスモ7の動作環境について語る、レイトレーシングはレーシング中は機能しないなどを指摘 - [ゲーム]ソニー関連記事

ゲーム情報&ブログ2.0

家庭用コンシューマーゲーム情報ブログ。任天堂、ソニー、マイクロソフト満遍なく取り扱っています。

スポンサードリンク

山内氏がグランツーリスモ7の動作環境について語る、レイトレーシングはレーシング中は機能しないなどを指摘



山内氏がグランツーリスモ7の動作環境について語る、レイトレーシングはレーシング中は機能しないなどを指摘していて、気になる話をしているようですね。


――レイトレーシングは実装が楽しみですが、その一方でゲームファンが気になっているのは、レイトレーシングは大変処理が重いものなので、どこで利用できるのかというところだと思います。

山内氏: 一応、ゲーム中でもリプレイではレイトレーシングを選べるようになっていて、それからステージデモ、ガレージではレイトレーシングが適用された絵を見ることができます。

――さすがに走行中は適用されませんか?

山内氏: そうなります。さすがに走行中は難しいですね。

――「GT SPORT」ではHDR表現に対して非常にこだわっていましたが、こちらはどうなりますか?

山内氏: 実は「GT SPORT」でHDRはほぼやり尽くしてしまったんです(笑)。「GT7」では、その当時最先端だったものをそのまま引き継ぎます。

――ゲームのパフォーマンスについてこちらも大変気になるところですが、フレームレートをはじめ、どこまでチャレンジしているのか教えて下さい。

山内氏: まず、完全な4K/60fpsを実現しようと思っています。

――120fps表示については如何ですか?

山内氏: そのあたりについては、僕らも意識はしていますが、「GT7」リリース時点で120pをサポートする予定はありません。

――それは将来的には対応もありえるということでしょうか?

山内氏: そこはわからないです。僕らの開発や最適化がどこまでできるかに掛かっています。

――山内さんのお気持ちとしては如何ですか? チャレンジしたいのか、それとも今回はまだステイなのか。

山内氏: ちょっとわからないですね。僕の開発室では120pの絵は見られます。確かに今までとは違った体験になるのは間違いないです。ただ、120p対応のテレビもまだほとんどありませんし、「GT SPORT」を出したときに、HDR対応のテレビがほとんどなかったのと同じような状況なので、もう少し世の中の状況を見たいと思います。

――「GT」ファンが気になっているのは、ドライビングモデルがどうなるのか。たとえば、イギリスで行なわれた「GT SPORT」のアンヴェイルイベントでは、挙動が「GT6」から大きく変化して、プロ選手たちも最後まで対応しきれなかったと語っていたのが印象的でしたが、「GT7」ではどうなるのでしょうか?

山内氏: 「GT SPORT」のロンドンイベントのフィジックスは、最終的に採用されたフィジックスと違ったはずです。「GT SPORT」のフィジックスはそれなりに妥当なものになっていたと思っていますが、「GT7」のフィジックスは、「GT SPORT」でワールドツアーをやるようになって、イゴール・フラガ(ブラジルのレーシングドライバー/eスポーツアスリート)のように、リアルのレーサーでありながら、「GT SPORT」のトッププレーヤーでもある彼らがファミリーに加わってくれたことで、これまで以上に正確であると同時に、“自然なフィール”になっていると思います。ですから、運転するのが凄く楽しくなっているはずです。

――それは結果として「GT SPORT」から、また少し挙動が変わっているという理解でいいのでしょうか?

山内氏: はい、変わります。もっと直感的で自然なものになります。

――DualSenseへの対応も注目点ですが、どのような使い方をされるのでしょうか?

山内氏: DualSenseの効果というのは、アダプティブトリガーによるABS振動のようなギミックもあるのですけど、何より重要なのはスティックの精度が格段に上がったことで、ステアリング並みに繊細な運転が可能になったと言うことです。そこはこれまでとの大きな違いですね。アダプティブトリガーやハプティックフィードバックといった機能はひととおり使っています。

――どのような体験が可能になるのか、もう少し詳しく教えていただけませんか?

山内氏: そうですねぇ(笑)。路面の状態であるとか、サーフェスのざらざら感、ゴツゴツ感であるとか、そういったものが自然に感じられるということと、あとは先ほどスティックのお話しをしましたけど、“一段良いクルマ”に乗っている感じがすると思いますよ。

――そして今回はPS4でも発売されるのが特徴です。PS4ユーザーにとっては嬉しい発表だったと思いますが、PS4版はどこまでPS5に迫れるのか教えて下さい。

山内氏: フィーチャーとしては同じです。PS5とPS4で同じものが楽しめます。違いはクオリティですね。グラフィックスやサウンドのクオリティが、やはりPS5のほうがピークは高いということになります。そして“体験”として圧倒的に違うのはロード時間でしょうね。

――なるほど、どれぐらい違うものでしょうか?

山内氏: PS5でプレイすると事実上、ローディングは感じません。

――おお! PS4だと、現在の「GT SPORT」ぐらいのローディングが発生すると?

山内氏: そうですね。1分ぐらいは掛かってしまうと思います。

――それがPS5だと実質ゼロですか?

山内氏: 実際には1秒ぐらい掛かっていると思いますが、ローディングしている感覚はないと思います。

――「GT SPORT」から学んだことと、そこから「GT7」に影響を与えた部分というのはどのあたりでしょうか?

山内氏: 「GT SPORT」というのは、「GT」でコンペティションが行なわれた場合にいったいどういう風景を生み出すのか、ということを僕らが学んだタイトルです。そこではたくさんの発見がありました。たとえば、中継を見て心が揺さぶられるとか、そういう経験をしました。「GT SPORT」でできることは、すべて最初からできるようになっています。かつ、ユーザビリティの部分。たとえばスポーツモードのユーザビリティであるとか、ネットワークの信頼性、リライアビリティ、そういったものが向上しています。

――なるほど、「GT SPORT」のコンペティション回りの要素はすべて「GT7」に入っているわけですね。

山内氏: そうです。「GT7」は、「GT SPORT」を含んでいます。


関連リンク


聞きたいことをズバリ聞いており、率直な見解をしていますね。PS5になったからこそ実現した部分もあり、その辺も指摘していますね。

 [ゲーム]ソニー関連記事

スポンサードリンク

0 Comments

Leave a comment


ゆずもデザイン

アマゾンギフト券、アマゾンでお買い物はこちらから。