『コミックアライブ』連載、「魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画」の4巻です。
今回から原作ラノベ2巻の内容に突入。その前にここまでの簡単なストーリー説明を。司波達也が中三だった時から物語は始まります。
17歳にして暗殺者の少女・榛 有希(はしばみ ゆき)は殺しの現場を達也に目撃されてしまう。口封じするため達也に挑むも負けてしまうのは自明の理。ここに四葉の分家である黒羽家の長男・黒羽文弥が「大好きな達也兄さんに手を出すことは許さない!」と参戦。得意の女装(本人は変装だと頑なに否定)をした"ヤミ"の姿で何度か戦い、最後は黒羽家傘下の暗殺者として雇い入れる格好で手を打ちました。
魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画 1巻 達也を狙う美少女暗殺者
魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画 2巻 男の娘・黒羽文弥が参戦す
魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画 3巻 達也のため文弥はかく戦えり
有希が黒羽の傘下に入って二年の月日が流れた2096年。内緒で録音した会話の中に聞き捨てならない言葉があった。
それは達也の暗殺を望む声。研究している核融合炉が完成すると困る何社かの企業が集まって、プロの殺し屋に依頼をするようだ。有希たちは達也の恐ろしさを知っているため名前を出すのも おこがましく「あの人」だけで済ましているのは笑っちゃうね。
この件は四葉真夜の耳に入るところになりました。ローカル企業の犯罪部門が手を組んだところで達也が遅れをとることなど絶対にないだろう。むしろこの機を利用してやりたいことがありました。
それは調整体魔法師「桜」シリーズの桜崎奈穂の実戦投入テスト。元は要人警護の戦闘魔法師として育成してきたけれど不合格。破棄されかねないところで暗殺者としての利用を見いだされて暗殺者見習いとして有希に預けられることになりました。
「あの人」の暗殺を依頼された殺し屋は小西 蘭が率いる通称「小西教団」。一般人を何らかの方法で洗脳して「死を恐れない人間兵器」として手駒に使っているらしい。その方法がわからないのであれば内側から探るしかありません。というわけで奈穂はその教団に潜入すると言い始めたのですが…
ここで有希と対立ですわ。魔法師の潜入ミッションなど無謀であり任せられるわけがない。でも私も白兵戦術なら叩き込まれていると両者譲らず。ならばと二人は模擬戦闘で決着を図ります。結果、実績のある有希の勝利。そりゃ「暗殺者見習い」に負けるわけもいかないしね。
潜入するのは諦めたけれど暗殺を依頼した側なら接触しても文句はないよね? とばかりに奈穂は独断で相手に近づいた。
酔ったふりしてこの様な姿を見せるのだから
まんまと引っ掛かるのは当然だな!
これまで有希ひとりが主役を張っていたけれど、奈穂の登場でダブルヒロインな内容になったことが最も変わりました。正直、奈穂は見た目からカワイイし、この子になら殺されても…いいわけねーだろ!
魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画 4 (MFコミックス アライブシリーズ)
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