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227: 名無しさん@おーぷん 19/06/11(火)19:50:57 ID:viH
中学の時、こっくりさんが流行った。
紙に1~0までの数字と五十一音、男・女、はい・いいえ、鳥居を書いてって言う普通のやり方で
同じクラスの女子と3人でやってて、私は初めてだった。







鳥居の上に置いた10円玉に人差し指を乗せて「こっくりさん、こっくりさん・・・」って呼びかけた。
しばらく繰り返していたら、10円玉が鳥居のところからスーッって動いて
あれ?と思った瞬間目の前がペイズリー柄みたいになって、あれ?あれ?と思ってるうちに
顔中ぺちぺち叩かれて我に返ると目の前に先生がいた。
そのあと先生にクラス中が叱られてこっくりさん禁止になったんだけど
その頃から、その時一緒にこっくりさんしてた人(ギャラリー含め)に無視されるようになった。
私、全然覚えてないんだけど、教室中走り回って黒板を爪で引っかいたり
ゲラゲラ笑いながら女子のスカートをめくって回ったらしいんだけど、
こっくりさんが乗り移ったふりをした芝居で、やり過ぎたために先生が駆け付けるハメになった。
そうまでして話題になりたいのか、鬱陶しい、ってことらしい。
みんな私のことをキツネと呼んで、誰も相手してくれなくなった。
その時の意識が本当にないんだって言っても誰も信じてくれなかった。
私自身が一番、一体何がどうなってるのか分からなくて怖かったんだけど。
でも誰も本気で聞いてくれなくて、両親だけがそれが嘘か本当かよりも
私が苦しんでることに重きを置いて一緒に考えてくれたから救われた。
それから卒業までの半年ぐらいは我慢して通ったけど、高校は両親の勧めで
祖父母の家で暮らすことにして県外の高校に進学した。
もしもあの時、両親からも否定的なこと言われてたら、たぶんどっかのマンションから飛び降りてたと思う。

引用元: ・今までにあった修羅場を語れ【その27】





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