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博麗神社秋季例大祭とは

毎年春に開催されている「博麗神社例大祭」、そして毎年秋開催として2014年からスタートした「博麗神社秋季例大祭」は、今回で8回目。このご時世で2020年春開催は中止となりましたが、2021年春は会場を静岡にして無事開催。そして、このご時世でも影響を受けることなく、秋季例大祭は開催されました。

例大祭といえば東京ビッグサイトの東館や、近年では西館を使って開催されていましたが、今回初めてとなる青海展示棟。取り壊しが決定しているため、この会場での開催は1回きりの貴重な開催となります。

去年開催の秋季例大祭では、入場制限などが厳しく例年の3割以下ほどの盛り上がりだったと感じましたが、今回開催は各サークルで長い列ができていたり、また展示スペースが多くあり、また痛車やコスプレの盛り上がりも出てきていて、例年通りほどではないものの、5～7割の盛り上がりだったと感じています。

会場図。サークルは1.3ホール分、残りが展示やコスプレエリアで、2ホール分使用していました。

入場直前やサークル列の様子。同人誌即売会に限らず、久しぶりに長蛇の列を見た気がします。

展示は？

今回、企業ブースで注目を集めたのが、「東方Project」初の公認アーケード作品「東方電幻景」の実機展示。原作と同じくシューティングゲームであることが明らかとなっただけでなく、実際にゲームプレイも可能でした（試遊抽選券持ちの方のみ）。

ゲームの完成度は20％ほど。今後の例大祭での展示に期待です。

ほかにも、東方ぬいぐるみシリーズを発表していたGift、ハイカットスニーカーを発表していたR.S.O、メガネシリーズで執事眼鏡 eye mirrorなど、多数の企業が出展していました。少しずつイベントが開催できるようになってきていて、企業側の出展も少しずつですが盛り上がってきている印象を受けました。

そして、痛車は約15台が展示。様々なカラフルな痛車が集結しました。

コスプレは？

2020年開催の秋季例大祭では、コスプレでの参加はまだまだ少なく、さらに撮影するカメラマンも少なかった印象。今回は2019年以前と比べるとまだまだ少ないものの、確実に増えてきているという印象を受けました。

個人的な意見ですが、2021年春に開催された例大祭はコスプレエリアがとても狭く感じたからか、今回はコスプレエリアがしっかりと確保されていて、コスプレする場、撮影する場としてはとても満足度が高かったです。

総括

情勢がよくなり、イベント開催規模も少しずつ拡大傾向になる今、今回の秋季例大祭では5000人以上もの方が来場しました。万単位での盛り上がりを見せていた2019年以前と比べるとまだまだですが、少なくとも管理人が見てきた2021年のイベントの中では最も盛り上がりを見せていたイベントだったと感じています。

一般参加者はもちろんですが、企業側の参加意欲も高く、すでに次回出展をしたい、楽しみにしているという声もありました。

そして次回ですが…なんと初めてとなる新潟での開催が3月20日に（ガタケットとの共同開催）、そして5月には東京ビッグサイト東ホールでの開催と、2022年は上半期に2回の開催が発表されました。例大祭が年に3回以上開催することはレア（過去には台湾で開催されたこともありますが…）です。来年が楽しみですね…！

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