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「どうしてもフェラーリと契約しなきゃいけない理由があった…」若きF1ドライバーのエピソードが感動を呼ぶ:らばQ
2021年11月03日 14:36

「どうしてもフェラーリと契約しなきゃいけない理由があった…」若きF1ドライバーのエピソードが感動を呼ぶ

 

シャルル・ルクレールと父親の絵エピソード
シャルル・ルクレールは弱冠21歳の若さでフェラーリのF1ドライバーとなった若手のホープ。

現在24歳の彼が「どうしてもフェラーリと契約しなければいけない理由があった」と語ったエピソードが、大きな反響を呼んでいました。

This story of Charles Leclerc broke my heart : Reddit, randomwinner - Pixabay

シャルルは、2017年に長い闘病の末に父親のエルヴェさんを亡くしています。エルヴェさんも元レースドライバーで、息子がフェラーリで走るのは夢だったとのこと。

そんな彼が語ったエピソードがこちら。

「父親が亡くなる1週間前、フェラーリと契約を交わしたと父に嘘をついた。
そのときは契約など結んでいなかったが、己のすべてを懸けてその目的を果たそうと誓った。
母親からは『シャルル、それはよくないわ。父さんに嘘をつくべきではない』と言われた。でも翌週にもう会えなくなるとわかっていたんだ。父親も最期だとわかっていた。最後の満足をしてもらうために契約したと言った。
そのとき流した彼の涙を今も覚えている。その日から自責の念を抱いた。そして僕はフェラーリと契約した。最初に心によぎったのは『僕はあの日、嘘をつかなかったんだ』だった。」

嘘について誰も責めないと思いますが、それを真実にした彼の情熱や執念が称賛されていました。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●ルクレールがなぜそうしたかわかるよ。自分も似た経験があったので。
あと数日か数時間しか残されていない人に悪いニュースを伝えるのは難しい。彼がフェラーリと契約をしなかったとしても、誰も彼の行動について悪く思わないだろう。

●彼の人生はハリウッドストーリーのようだ。

↑「雨の中をレースする場面」―シャルル・ルクレール・ストーリー。

↑父親を亡くした彼がその2日後にレース(F2)に出場して、ビリからなんとかもがき、優勝したレースではまるで作られたかのようなストーリーだった。

↑彼は若くして多くの家族を失っている。象徴的なチームに入った最も才能のあるレーサーの1人。そして超才能のあるドライバー(マックス・フェルスタッペン)とも子供時代からのライバルだ。もう彼は小説や映画の主人公だよ。

↑彼は愛すべき男だよ。父親とビアンキ(2014年のF1日本GPで事故死、ルクレールとは幼なじみ)で、若いときにつらい体験をしている。
偉大な結果を残すに値する。フェラーリに対するこれから数年は期待しているよ。新ルールの下で好成績を残すと思う。

↑ルクレールはアントワーヌ・ユベール(2019年のF2で事故死)とも親しい友人だった。

●同じく若いときに父を亡くした者として、こういうストーリーは涙ぐむ。

●フェラーリよ。なんとかしっかりして、シャルルにチャンピオンの車を与えてくれ!

↑マジにシャルルにマックス(・フェルスタッペン)とルイス(・ハミルトン)と競争力のあるレースをさせてくれ。想像するだけでよだれが出る。

●シャルルの成熟さには感心するしかない。優等生で彼のキャリアを見ていくのが楽しみ。

●モナコでスタートできなかったとき、彼の落ち着きや思慮のある対応に感心した。しかもその後に虚しく去るのではなく、2位のカルロスを祝うために参加し続けた。すばらしく大人だよ!

●F1で彼ほどタフなもいないだろう。本当にいろいろなレベルで刺激的だよ。自分は42歳だけど20歳そこそこで経験豊富で成熟している青年を尊敬している。


2019年のモナコGPでは、父親のエルヴェさんとビアンキさんがデザインされたヘルメットを着用しました。

これからの活躍が楽しみですね。

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