第303話「列車」

凸凹とかいうアマルガムなんて大した攻撃方法もねェとか思ってたのに自力がすげェ強ェじゃねェか！とくに凸野郎の棍棒が普通に強ェ！だが、明さんは一撃を与えちまった！頭は硬ェけど図体は普通に隠し刀が通用しちまう！

明さんならやってくれるに違いねェ！

って凸野郎、棍棒だけじゃなくて爪斬撃まで仕掛けてきやがったァ！さらに凹野郎が普通に援護に徹しちまってて厄介！普通に強ェ！普通にやべェ！

攻略方法はねェのか！？

ちくしょう！顔面をやられちまった！明さんのことだから感染の可能性は限りなく低いが、視界が悪くなっちまってこのままではやられちまう！…視界がぼやけちまって棍棒が避けられねェ！

ちくしょう！あまりの棍棒の強さに吹き飛ばされちまって列車に激突しちまう！ドォン！

ちくしょう！パワーがやべェ！派手な攻撃技使わねェくせに自力が強すぎて明さんが完全にやべェ！

そして凸野郎、明さんがフラフラしちまってるときにすぐに列車までたどり着いて攻撃してきやがる！ただ攻撃してるんじゃねェ！まるで油断など徹底的に倒そうと動いてやがるこのアマルガム強ェ！

だが、凸野郎にとって列車は小せェ！列車の中に逃げて視界がよくなるまで休むしかねェ！バァンバァンバァンバァンバァァァンて凸野郎列車に入れねェから列車の天井からバァンバァン叩いてきやがるちくしょうやべェ！

ちくしょう！隠れるにもそんな暇はねェし、凹野郎が列車の隣から明さんの場所を探してきやがる！ちくしょう、この猛攻に、胴体斬った以外大した攻撃ができてねェこのままではやべェ！

だが明さんならやってくれるに違いねェ！明ァァァ！

彼岸島　４８日後…（３１） (ヤングマガジンコミックス)

松本光司(著) | 講談社

クリックで商品ページへ

彼岸島　４８日後…１～

松本光司

クリックで商品ページへ