dserfrrポール・オースティンは昨年、サンフランシスコのベイエリアの自宅に不動産鑑定士を呼んだとき、自信をもって家の中を案内した。キッチンやバスルームなどを大規模に改装済みだったし、鑑定士も新しい暖炉やベランダからの眺めをたたえた。



・黒人夫妻が自宅を「白人が住んでいる風」にしたら、不動産査定額が5700万円アップした



だから、その鑑定士が99万5000ドルの査定額をつけてきたとき、オースティンはあまりにも低すぎると衝撃を受けた。

「侮辱された思いでした」と、オースティンは地元テレビ局に語っている。

そこでオースティンと妻のテニーシャ(2人とも黒人)は、その査定額がつけられた3週間後に別の鑑定人に依頼することにした。ただし、今度は白人の友人であるジャンに家主の振りをしてもらい、家を「ホワイトウオッシュ」してから見せることにした。家に飾ってあったアフリカンアートや家族写真を取り除き、代わりにジャンの家族写真を置いたのだ。

すると、新たな査定額は148万ドルと出た。「白人の家」にしただけで、なんと50万ドル近くも跳ね上がったのだ。

オースティン夫妻は先週、最初に低く見積もった鑑定人とその不動産会社を相手取って訴訟を起こした。




・ニュース映像



・それ、アジア人でも低く見積もられるのだろうか?
また黒人とどっちの方が高く見積もられるのだろうか?

・これ、衝撃的でした。
恐らく、コロナのこともありアジア人差別が強まったことから、
アジア人にも同じことがいえそう。
我が家も売却する際には、白人である夫だけを鑑定人に会わせて、
私は一切会わないでおこうと思う。
査定額まで人種差別があるとはね…絶句です。

・さすが訴訟社会でのアメリカならではの話ですね。普通に人種差別はあるし、黒人は白人に見下されているというのはあるのでしょう。

・不動産鑑定は、家具の査定が入るのかどうか分からないが、建物だけなら設計に人種は想定していないだろうから不合理だろう。
アメリカ在住の台湾人が、インド人が住んだあとはカレーの臭いが家についているので嫌がられていると言っていたが、日本人が使ったホテルの部屋が醤油臭いと言われていたのと同じだろう。

・黒人はなんで有色人種差別問題を黒人差別問題と限定するんでしょうか
有色人種差別問題と銘打った方が世界の中東諸国やアジア諸国からの賛同も得易いのに
まさか黒人も中東系アジア系を差別している訳ではないですよね?

・実験の大前提として同じ条件下(この場合同じ不動産会社)から全然違う査定をされたんじゃなければ、訴訟起こしても弱い気がする。会社が違うんじゃいくらでも言い逃れできそう。

・近所に米海軍の借り上げ一軒家が合って黒人の家族が住んでいたけど退居後に不動産会社が内装を断熱材ごとそっくり取り替えていたのにはビックリした。
今は、白人の方がすんでますが何が違うんでしょうか?

・アメリカの人種差別はホントに酷いと感じる。
フランスも移民が多く住む国であるが、黒人の住むエリアだとかアジア人が住むエリアだとかそんな人種で区分けされたようなエリアは存在しない。そもそもフランス政府がそんな差別を助長するような暮らしを認めない。

・最近アメリカで自宅を売却したが、その際どんな人が住んでるか分からない方がいいと、不動産屋から写真等は仕舞うように言われた。人種差別というよりは、購入を考えてる人が「自分達が住んだら」って想像しやすいように、ある意味癖のあるインテリア等も撤去してなるべくシンプルにした方が売れやすいということらしい。確かに今新たな物件を探していてもインテリアによって印象は全然違う。なんでも人種に絡めるのはどうかと思う。