逃げ上手の若君：第44話「繋がり1335」

（ごめんなさい、43話を思いっきり書ききって満足してたのですが…公開できず保存もしていませんでした。とりあえずハゲハゲ叫んでたことだけ伝えておきます）

クソッあのハゲめどんだけ若君を苦しめればいいんだよあのハゲがクソハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲハゲ毛根の替わりに蟻でも乗せとけこのハゲが！

征蟻党の瘴奸が生きていて、小笠原家の傘下に入った。そして、今の戦いで若君たちが勝利できそうなところを、山からじっくりじっくりゆっくり近づいてきて、一気に攻めてきやがった。その結果、諏訪神党は領地をたくさん奪われてしまった。あのハゲのせいで。

今すぐにあのハゲの頭に剣山ぶっ刺してやりたいところだけど、それよりも若君の命のほうが大事。まずは諏訪新党のメンバーを揃え、団結力をアップし戦力を整える。そしてリベンジすればいい。

…本当はね、若君をあんな危険な場所に行かせたくないよ。でも若君、今すっごく成長している。成長する子を応援しないでなんだというのだ。若君がこれからどう成長するのかは分からない。変な奴からの影響で変なヘキついちゃうかもしれない。でも、それも含めて愛することが、大事なんじゃないかな。

…そう、負けたけども、この敗北が若君を大きく成長させてくれるはず！

スリスリしたい

だからって敗北翌日に若君の頬をスリスリするなんて頼重おいスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリサリリリリ！

頼重の頬に生えるひげが若君のシルクのごとくやわからい頬に突き刺さるじゃねェか！ふざけるなよいくら若君の頬の生命力が高いからって頬に傷つけることなんていや若君可愛すぎるな髪の毛！汚れなさすぎだろこんな髪の毛見せつけられたらスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリスリ

ハァ！？

何…何いってんのこの男！若君の汚れなき髪の毛を切ってもいいって！？ダメに決まってるだろ若君の髪の毛を切るなんて絶対にやっちゃだめ！それも、いかにも告白みたいな雰囲気出して若君をたぶらかしてこの大人は…いい加減にしろ！

いや待て、若君のロングヘアーを切ってショートカット化…ゴクリ。切った髪の毛でナニナニ…ゴクリ。ヤバイな、髪の毛1本で昇天する自信がある。若君の髪の毛でもしペチペチされたら…ツンツンされたら…ああっ、若君の髪の毛が絡みついて…あっ、ああっ、あああっ…

ふぅ。あぶないあぶない、若君の髪の毛でナニかしちゃうところだったわ。

ま…孫？

髪の毛ツンツン突っ込まれたいとか思ったことはさておき、ちょっと頼重は若君に近づきすぎなんじゃないかな…仮にも雫の父親だぞ！年齢違いすぎるだろ！…え？孫？頼重に孫がいるの！？

若君の髪の毛を引っ張りやがってなんだコイツ！てめェやりやがったな一番やっちゃあかんことやりやがったなてめェおい聞いてんのかオイ！若君に一番やっちゃならねェことやりやがってこのガキ…え？神？頼重の孫？時継？知るかこの野郎若君にとんでもねェことやりやがって！

…と、このご時世に子供を攻めるようなことはいけないいけない落ち着け落ち着け…落ち着くんだ。こういうこともある。こういうクソガキは後半いい子になるって相場は決まってるからここは我慢我慢。若君がきっとしつけてくれるはず。若君にしつけ…ヤバイな、渚くんの首にナイフ以来のしつけが待ってるぞ…ワクワクワクワク…。

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