愛知県名古屋市に住む少年が通っていたのは、県下随一の進学校・東海高校だった。そんな名門高校に入学した当初から、少年は「東大の理IIIに入る」と公言していたという。理IIIとは、多くの学生が東大医学部医学科に進学する理科III類のことである。
・東大ジョーカー、両親は進学先にこだわってないのに「理3に行きたい」と言い出し深夜まで勉強 母親「あの子は変わってる
中学校に入学した頃から異常なまでに勉強に熱を入れるようになったという。それを表すように、中学校の卒業文集に寄せられた作文には以下のようにつづられている。
〈三年間の中学校生活で、行事や部活動、その他色々なことを経験しましたが、やはり「勉強」というものが一番長く経験したものでもあり、自分をときに苦めたものであり、助けてくれたものでもありました〉(原文ママ)
そんな少年に対して、母親は困惑を隠せなかったという。当時の様子をママ友の一人が明かす。
・東大刺傷事件
「彼のお父さんは地元の大学で職員をされていて、お母さんは専業主婦だったと思います。4人きょうだいの長男である彼は、中学校でも成績が抜群に良かった。マイペースな性格なので、お母さんも“うちの息子は変わってるんですよ”と話していました。両親は子どもの進学先にこだわりがないのに、彼は中学3年の頃から“絶対に東大に行きたい”“理IIIに合格したい”と口にするようになったそうです。
お母さんは彼を応援しつつも“行きたいと言って行ける学校でもないと思いますけど……”とむしろ困惑した様子でした。深夜までブツブツとひとりごとを言いながら勉強し続けていたそうで、いつか体調を崩すんじゃないかと心配していました」
猛勉強の末、東海高校に進学した少年。同校では2年生と3年生に進級するタイミングで、成績別にA群とB群に分けられるといい、少年は成績上位者が集まる理系A群に入っていたという。時間があれば参考書を開くような真面目なタイプだったというが、周囲からどのように見られていたのか。同学年の知人が明かす。
「うちの学校は本当にいろんなタイプの生徒がいるので、イジメられたりはしていません。彼もただのガリ勉ではなく、学校行事にも積極的に参加していました。昨年2月に、希望する生徒が講師役となって自分の好きなものをプレゼンする行事があって、彼はそこで女優の芦田愛菜さんについて熱弁をふるったんです。彼女について喋ったら注目を集められそうと思ったようで、結構ウケていましたよ」
一方で、勉強面では苦労していたようで、別の生徒はこう語る。
「彼の成績は、1年生の頃は全体(1学年が約400人)で60位くらいだったと思います。ただ、2年生になってから100番台まで落ち込んでしまった。今月下旬に始まる実力考査の結果次第ではB群に落ちることも考えられた。普段から照れることなく“東大理IIIに入る”と話していた彼にとってはこたえたのかもしれません。最近は昼休みも弁当を食べながら勉強していましたからね……」・・
・東大刺傷事件の17歳、中学時代に好きだった女の子に「僕の頭脳とあなたの美貌を持つ遺伝子を残したい」と告白したそうだ。
・家族が気の毒。特に兄弟は居場所なくなるよ。
・理科III類に進まなくても昼休みに弁当を食べながら勉強するくらいの努力をしていたのなら、いずれ医師になれただろうに。
本当は医師になりたいんじゃなくて東大理科III類というブランドが欲しかっただけなんじゃないかな。
・こだわりがすごいし、絶対に考えを曲げられないようならこの先進学できたとしても、人生のどこかできっとつまずいていたんだろうな。
ご両親がプレッシャーをかけていたとばかり思っていたが実際は違うんですね。
この子には勉強よりも、カウンセリングが必要だったのかな…
・地元民ですが、基本的には中高一貫の良い学校です。
裕福で地頭の良い子たちが集まっていて、ガリ勉をせずとも成績優秀な子が多数なので、努力型の子は超えられない壁を感じて苦しいかもしれません。
何らかの精神疾患のサインはなかったのかな・・・。
・東海OBの現役医師です。
東海は高2と高3進級時に成績別にA群とB群のクラス分けがなされます。
A群B群制は生徒間の競争を促し、進学実績に貢献する制度であることは間違いありません。
甲子園常連校が1軍2軍態勢を敷く様なものです。
しかし、「B群に入ってはいけない」などと過度なストレスやプレッシャーを生徒に与えてしまう、生徒間の分断を煽る負の側面もあります。
いずれにしても、医学部への合格実績だけを考慮して東海に進学することはやめた方が良いです。
・東海高校でも100番前後やと理Ⅲは無理やな。
まぁ、名市医とかなら狙えたし、そのまま真面目にやれば幸せな人生送れたと思うけど。。
・医師になることが目標じゃなくて日本トップの理IIIに入ることが目標でありゴールだったんだろうね
だから成績的に難しくなってきたとき、志望校を変えるとかじゃなくてそこに固執しちゃったのかな
・これは氷山の一角かもな
東大、東大っていう風潮がよくない
学校や予備校は大学には個性があることをもっと高校生に知らさないといけない
例えば、医者になるにしても、移植をやりたいなら、この大学、整形外科やりたいなら、この大学、再生医療やりたいなら、こことかね
・理III至上主義だと仮に入学できても他学の医学生や他学部生を見下しそう。
理IIIに入るだけが医師になる道ではないことに早く気付ければ、ここまで追い詰められることはなかったんじゃないかと思う。
・東大ジョーカー、両親は進学先にこだわってないのに「理3に行きたい」と言い出し深夜まで勉強 母親「あの子は変わってる
中学校に入学した頃から異常なまでに勉強に熱を入れるようになったという。それを表すように、中学校の卒業文集に寄せられた作文には以下のようにつづられている。
〈三年間の中学校生活で、行事や部活動、その他色々なことを経験しましたが、やはり「勉強」というものが一番長く経験したものでもあり、自分をときに苦めたものであり、助けてくれたものでもありました〉(原文ママ)
そんな少年に対して、母親は困惑を隠せなかったという。当時の様子をママ友の一人が明かす。
・東大刺傷事件
「彼のお父さんは地元の大学で職員をされていて、お母さんは専業主婦だったと思います。4人きょうだいの長男である彼は、中学校でも成績が抜群に良かった。マイペースな性格なので、お母さんも“うちの息子は変わってるんですよ”と話していました。両親は子どもの進学先にこだわりがないのに、彼は中学3年の頃から“絶対に東大に行きたい”“理IIIに合格したい”と口にするようになったそうです。
お母さんは彼を応援しつつも“行きたいと言って行ける学校でもないと思いますけど……”とむしろ困惑した様子でした。深夜までブツブツとひとりごとを言いながら勉強し続けていたそうで、いつか体調を崩すんじゃないかと心配していました」
猛勉強の末、東海高校に進学した少年。同校では2年生と3年生に進級するタイミングで、成績別にA群とB群に分けられるといい、少年は成績上位者が集まる理系A群に入っていたという。時間があれば参考書を開くような真面目なタイプだったというが、周囲からどのように見られていたのか。同学年の知人が明かす。
「うちの学校は本当にいろんなタイプの生徒がいるので、イジメられたりはしていません。彼もただのガリ勉ではなく、学校行事にも積極的に参加していました。昨年2月に、希望する生徒が講師役となって自分の好きなものをプレゼンする行事があって、彼はそこで女優の芦田愛菜さんについて熱弁をふるったんです。彼女について喋ったら注目を集められそうと思ったようで、結構ウケていましたよ」
一方で、勉強面では苦労していたようで、別の生徒はこう語る。
「彼の成績は、1年生の頃は全体(1学年が約400人)で60位くらいだったと思います。ただ、2年生になってから100番台まで落ち込んでしまった。今月下旬に始まる実力考査の結果次第ではB群に落ちることも考えられた。普段から照れることなく“東大理IIIに入る”と話していた彼にとってはこたえたのかもしれません。最近は昼休みも弁当を食べながら勉強していましたからね……」・・
・東大刺傷事件の17歳、中学時代に好きだった女の子に「僕の頭脳とあなたの美貌を持つ遺伝子を残したい」と告白したそうだ。
東大刺傷事件の17歳、中学時代に好きだった女の子に「僕の頭脳とあなたの美貌を持つ遺伝子を残したい」と告白したそうだ。
— “元・非正規のクンタキンテ”かほる (@abuttaika) January 19, 2022
まだ17歳なのに、50歳のホリエモンと変わらない…
女は金と地位に自動的についてくる「動産」だと思い込んでいる。
30年前の価値観だ。
暗澹たる気持ちになる。
・家族が気の毒。特に兄弟は居場所なくなるよ。
・理科III類に進まなくても昼休みに弁当を食べながら勉強するくらいの努力をしていたのなら、いずれ医師になれただろうに。
本当は医師になりたいんじゃなくて東大理科III類というブランドが欲しかっただけなんじゃないかな。
・こだわりがすごいし、絶対に考えを曲げられないようならこの先進学できたとしても、人生のどこかできっとつまずいていたんだろうな。
ご両親がプレッシャーをかけていたとばかり思っていたが実際は違うんですね。
この子には勉強よりも、カウンセリングが必要だったのかな…
・地元民ですが、基本的には中高一貫の良い学校です。
裕福で地頭の良い子たちが集まっていて、ガリ勉をせずとも成績優秀な子が多数なので、努力型の子は超えられない壁を感じて苦しいかもしれません。
何らかの精神疾患のサインはなかったのかな・・・。
・東海OBの現役医師です。
東海は高2と高3進級時に成績別にA群とB群のクラス分けがなされます。
A群B群制は生徒間の競争を促し、進学実績に貢献する制度であることは間違いありません。
甲子園常連校が1軍2軍態勢を敷く様なものです。
しかし、「B群に入ってはいけない」などと過度なストレスやプレッシャーを生徒に与えてしまう、生徒間の分断を煽る負の側面もあります。
いずれにしても、医学部への合格実績だけを考慮して東海に進学することはやめた方が良いです。
・東海高校でも100番前後やと理Ⅲは無理やな。
まぁ、名市医とかなら狙えたし、そのまま真面目にやれば幸せな人生送れたと思うけど。。
・医師になることが目標じゃなくて日本トップの理IIIに入ることが目標でありゴールだったんだろうね
だから成績的に難しくなってきたとき、志望校を変えるとかじゃなくてそこに固執しちゃったのかな
・これは氷山の一角かもな
東大、東大っていう風潮がよくない
学校や予備校は大学には個性があることをもっと高校生に知らさないといけない
例えば、医者になるにしても、移植をやりたいなら、この大学、整形外科やりたいなら、この大学、再生医療やりたいなら、こことかね
・理III至上主義だと仮に入学できても他学の医学生や他学部生を見下しそう。
理IIIに入るだけが医師になる道ではないことに早く気付ければ、ここまで追い詰められることはなかったんじゃないかと思う。
勉強が全てじゃないし人ってほんとに壊れるんだなって