バンダイナムコは独自に自社ゲームエンジンの開発に力を入れていて、それを本格化させていると伝えるとしていて、大手デベロッパーは各社自社エンジンに力を入れているので、その中の1社となりそうですね。
バンダイナムコは、今月発売されるフロム・ソフトウェアの大型パブリッシングタイトル『エルデンリング』に向けて準備を進めているが、その一方で、いくつかの自社開発エンジンの開発にも取り組んでいるようだ。
同社は、ゲーム開発におけるサードパーティ製エンジンへの依存を解消し、同社のニーズを満たすために、積極的に自社製エンジンを制作することを発表した。『オープンワールドのような大規模なゲームの開発に耐えうるエンジン』と説明し、その開発を手伝ってくれるエンジニアを複数募集している。
これについて、バンダイナムコスタジオのエンジンユニットディレクター堀内氏と同エンジンのテクニカルディレクター南氏が日本のウェブサイトAutomation Mediaのインタビューに応じ、新しいエンジンを構築した理由を説明しました。
堀内氏は、サードパーティ製のエンジンに頼らず、自分たちでタイトルを作る力を持ちたかったことがその理由だと語っています。と語っている。『内製化の理由は、他社製のゲームエンジンにベースを任せるのではなく、自分たちでしっかりとしたベースを作る技術力を持ち続けたいから』
堀内氏は、エンジンの開発計画が2018年頃に決定したことについても触れ、当初はツールの開発と並行してゲームフレームワークの形でランタイムのみを用意する方針であったことを明かした。しかし、それも同社の他のゲームの開発と重なり、開発に支障をきたしたことから、複数の関係者を納得させ、2019年頃から本格的な開発がスタートしたという。
『2018年頃に開発が決まったと思います。まず、ゲームフレームワークという形でランタイムだけを用意し、ツールは余裕があるときに開発するという方針でした。だから、それに立候補させてもらったんです。ただ、当時は他の大型ゲームの開発と重なっていて、開発のペースは遅かったですね。その後、ゲームエンジンのコンセプトを何人かで検証し、このプロトタイピングをもとに、2019年頃から本格的な開発が始まりました。』
この2年間、開発を続けてきたとはいえ、まだ完成していないエンジンなので、まだしばらくは完成しないかもしれませんね。そうなったとき、バンダイナムコの社内開発ゲームにどのように役立つのか、注目したいところです。
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バンダイナムコが独自エンジンを作る事に力を入れ始めているとしていて、各社それぞれそういう動きもありますね。大手の場合特に顕著で、それがどこまで通用するものになるかですね。