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【長文】ワイ、彼女の為に変わる事を決意する・・・: V速ニュップ

【長文】ワイ、彼女の為に変わる事を決意する・・・

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1: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
落ちたんでもう一度
俺は某企業に勤める25歳。毎日ライン作業を繰り返し寮で寝るだけの生活をしている。

そんな俺に去年夏 出会いがあった。
イチオシ記事



5: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
野球やプロレスが趣味で休みの日にもなればよく観戦に行く。
ちなみに元カノと別れてから2年彼女というものはいない。
ある日、前々からプロレスに興味がありそうだったTwitterのフォロワーの北海道住みの女の子とプロレスの試合を見に行く約束をした。彼女との出会いを、話そうと思う。
12: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
前日から飛行機に乗り、彼女が働いているスナックに遊びにいった。
そう、彼女はホステスさんをやっている。
背も高く、綺麗な顔立ちだ。
春に離婚し、母親と娘と3人で暮らしているそうだ。
正直飛行機で揺られフラフラだったが、ビールを注いでもらい、楽しい時間をすごした。
店が閉まってから彼女が「前話してたプロレスバーいく?」と誘ってきたので乗った。...隣にあった。フラフラだったのにプロレスの話になると復活して彼女に笑われるなどした。
16: にゅっぱー ID:EnLto+7l0
養ってくれそうな人探してるんやろなあ
19: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
>>16
むしろ養われたくないみたいだが
17: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
その夜は近くの宿に泊まり、翌朝迎えに来てもらい 車で連れて行ってもらった。
ところがその日、俺の体調は最悪だった。(というかその週ずっと)
30分ごとにトイレに駆け込み、会話も弾まない。
18: にゅっぱー ID:NFXaMIAk0
歴代全彼女情報
高校時代のキャラ
高校卒業後なにした
20: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
>>18
全員150以下のチビだったとだけ
22: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
>>18
高校時代まで筆談しないと会話もできないような奴やったで
そのあと引きこもってたが就職した
25: にゅっぱー ID:sA5GvMUx0
設定があまい
27: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
>>25
実話だからオチもおもんないと思うわすまん
26: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
しかし彼女は楽しそうだった。
「この人これでいいんだ」と思った。
俺は初対面(初対面ではないのだが...2人で遊んだのははじめて)の相手に素を出すことは今までなかった。
それだけ人と打ち解けるのに時間がかかった。
しかし、彼女といるとお姉ちゃんができたような、そんな感覚だった。
30: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
気がついたら素の自分で接していた。
その日の試合はというとジュニアヘビー級のタイトルマッチがあった。
これが彼女にはかなり刺さったらしく、プロレスが好きになってくれたようだった。
さんきゅー石森。
31: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
ホテルに向かう道中彼女が語ってくる。
「小さい幸せでいいのにな、手を繋ぐとか。」と彼女は言った。
「繋いでみますか」と言おうと思ったがやめた。...間を開けずに「繋いでみますか」と彼女が言った。
お互い久々に異性と手を繋いだ。
32: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
ホテルに着くと彼女は俺に化粧をしたいと部屋に上がり込んできた。一通りやってもらって写真を撮った。
彼女が自分の部屋に帰る際、俺の頭をなでた。なんだろう、朝には帰ると思うと寂しいな。
インスタに化粧した自撮りを載せた。
彼女からコメントがついた。
「寝 れ な い な ら 髪 乾 か し に こ い」
行った。そして自分の部屋に戻る気はなかった。
33: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
髪乾かしてやって、だらだらテレビでやっていたドラマを話しながら見ていた。
そろそろ寝るかと灯りを消すと、彼女はなぜだかこちら側のベッドに上がりこんできた。
腕が触れると、自然と抱き合った。
はじめて2人で遊んだ男女とは思えないような、もう何年も一緒に過ごしているかのような自然さで。
お姉ちゃんができたようとは言ったが、実の姉ではない。
こうなるともちろん異性として意識するってもんだろう。
34: にゅっぱー ID:5tAZpewNd
ええな
37: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
それからは鬼のように彼女から連絡がくる。おい今までのズボラさどうした。
恋愛感情は一旦置いておいて、人に素を見せることが出来なかった俺が間違いなく、素を出せた。彼女も同じ気持ちだったのかと思うと嬉しかった。
ただ...これはどういう関係なんだ。。。
翌日仕事が終わった頃に彼女から着信があった。
数時間話し込んだ。
娘の声が聞こえる。
普段はかなりいいかーちゃんのようである。
娘が寝た頃 離婚するまでの話を色々聞いた。
普通、そういう話は自分がいいように話す人ばかりだろう。しかし彼女は違った。
まして好きな異性といい感じになろうって時に。(自分で言う)
結構強がりな人だな、というイメージもそれまで持っていた。だけどこういう一面を知るとそこも美しく見えた。
40: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
この人なら付き合いたいと思えた。
で、これはどういう関係なのか...と聞くと
彼女は「負担になりたくないし名前のない関係でもいい」と言った。
彼女のこれまでの生き様、気持ちを考えると、俺は苦しくてたまらなくなった。
「そんな寂しいこと言うな、ちゃんと、俺と付き合ってくれ。答えはYESか、はいか(わかる人だけわかれ)」
それ昨日言え。いやほかに言い方あったろ。
43: にゅっぱー ID:NFXaMIAk0
コミュしょうなのになんで5人も彼女いたか
45: にゅっぱー ID:5tAZpewNd
シンママ猛アタックやな
46: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
それから無事交際がスタートした。無事じゃないだろヘタレとか言わない。
彼女はホステスさん以外にもパソコンを使うのが得意だったりでフリーランスで色々やっていた。
任されたことに責任を持ち、自分だからこそできる仕事を楽しんでいた。
世の中やりたくもない仕事を毎日ただこなしてる会社員が多いが(俺もそう) 彼女は違った。
twitterで外っ面で見せている顔よりも、責任感が強くて負けず嫌いで熱いモノを持った彼女はすごく魅力的に思えたしかっこいいと思った。すごい刺激になった。悔しかったよ。手を抜いてたつもりはないけどさ。俺も全力で仕事に打ち込んでやる。
47: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
2ヶ月以上経った頃、彼女がつまらなそうにしていることが増えた。
俺なりの言葉でなにかを伝えようとすればするほど...彼女の表情は曇るようだった。
ひとつ気づいた。
自分の人生、色を付けるのは好きな子ではない。自分自身だ。
普段から仲間が大事だとか言いながら、本当に守っていたのは自分自身だった。
帰り際の札幌を思い出せ。
「私の事好き?」「嫌いじゃない」
俺も彼女の気持ちを踏みにじった男のひとりだ。
言っていることとやっていること 全てダサかった。よく気がつく彼女が気がついていないわけがないだろう。
49: にゅっぱー ID:K7fwpfSNp
例えとしては重いが、「アルジャーノンに花束を」という小説がある。
知的障害がある主人公チャーリイが、知力をあげる手術を受ける。しかし知的が上がったことにより、仲がいいと思っていた同僚に本当はバカにされていたことなどを知り元よりも悪い状態になる。
それに近い感覚だった。
「俺は俺だし」「おもしろいと思った奴だけついてくればいいんじゃねーの」そんな考えだった自分が恥ずかしくなった。
そして そんな考えだった俺が、産まれてはじめて変わろうと決意した。

引用元: https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1644168323/


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