dsearrrr日本は執念の追い上げもメダルには届かず、4位となった。1回目に高梨沙羅(25)が失格となるまさかのハプニングに見舞われたが、あきらめずに一致団結して順位を上げた。



・高梨失格に泣いた日本 メダル届かずも執念の4位 エース小林が106mの大ジャンプ



 まさかの事態だった。日本代表・高梨沙羅(25)が1回目に103メートルの大ジャンプ。124・5点と表示されたが、スーツの規定違反で失格の判定。ポイントは取り消しとなった。高梨はショックを隠せず、号泣しながら引き上げた。

 だが、その後、日本以外にも失格の国が続出。上位8カ国で行われる2回目に8位で進んだ日本は、高梨がK点越えの98メートル50。ジャンプ後は涙をこらえきれず、その場でうずくまり、カメラに向かって頭を下げた。

 「自分のせいだ」と涙を流す高梨を励ましたのは団体メンバーの3選手。男子ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑(24)、佐藤幸揶(26)、伊藤有希(27)があきらめずにジャンプでつなぎ、意地を見せた。最後は小林陵侑が106メートルの大ジャンプを見せた。