u89ラジオ番組「垣花正 あなたとハッピー!」(ニッポン放送)で、ロシア軍のウクライナ侵攻に関して、テレビプロデューサーでタレントのテリー伊藤さんとウクライナ人のオクサーナ・ピスクノーワさんが口論する形になる場面があった。



・「ウクライナ勝てませんよ」「無駄死にしてほしくない」 テリー伊藤がウクライナ人に発言...口論に



 オクサーナさんには、ウクライナの人々は「祖国を守らなければ」という気持ちだけでなく「全世界のために」という覚悟を持って戦っているとした。

 テリーさんは、

「聞きたいんですけども、もちろん祖国のため、世界のためってお話ししてくれたんですけど、命ということがありますよね。状況としては、ウクライナに厳しいと思うんです私。このまま行くと、プーチンのことですから、さらに攻撃をするってことは民間人の死者がどんどん増えていくってことが現実になっていく時、私はそれは一番いけないことだと思うんですよね。(命を落とすことをいとわないという考え方は)避けたい」

との考えを示した。その上で「この戦争は5年10年20年と続きます。ですから今は、国民は一度安全な場所に移動してもう一度立て直す、という考え方はどうなんでしょうか」と問いかけた。


・【ウクライナ侵攻】"総攻撃"に備えるウクライナ 首都包囲を目指すロシア





 オクサーナさんは、

「テリーさんのおっしゃっていることがよく分からないんです。避難できる人はしています。別に、ちっちゃい子供やお年寄りが戦っているわけではないです。避難できた人は避難できています。できない地域もありますけど。ウクライナが戦わないで、そのまま殺されていいのかってことですか? 何の抵抗もしないで。まるでウクライナが戦争を続けたくて続けているような言い方にしか聞こえないんです」

と憤った。

 祖国を守りたいという「気持ちは分かる」とするも「抵抗することによってウクライナの方が亡くなる可能性が多いじゃないですか」と話すテリーさんに対し、オクサーナさんは「抵抗しないで降参すればいいってことですか?」と尋ねた。

 テリーさんは「方法論はいくつかあると思うんですよ。たとえば、大統領が本当に今みたいに戦えと国民を鼓舞することは、正義としては正しい」としつつ「一般の方が死んでいくのは忍びない」とした。







・凄く難しい話だと思うけど、降参したら国の1部ではなく国そのものが無くなってしまうような状況の中で正に命をかけて国を守ろうとしてる人達に、日本から戦うことを辞めるように訴えかけることは正しいのか?


・テリー伊藤さんの意見には同意できない。何をもってウクライナは勝てないとか無駄死と判断するのか。ベトナム戦争にしろ、アフガニスタン内戦にしろ、兵力が遥かに勝る米国やロシアは敗戦している。ウクライナは長期戦に持ち込めば必ず勝てると思う。彼等はソ連時代の対ナチス戦やスターリンによるホロドモーロの経験は元より、独立以降30年間で、オレンジ革命やユーロ・マイダン革命を経て、漸く自由、民主主義、人権等を重視する社会を掴みかけている。彼等は子供達の世代のために、そんな社会を築き、継いでいきたいと思っている。ロシアに占領され、今のロシア社会のようになることを忌避しているのである。日本は敗戦で米国に占領され、自由、民主主義、人権等を重視する社会になったため、簡単に降伏すれば良いと考えるのはあまりに時代認識や状況認識に欠けていると感じる。


・想像力の欠如ですね。
正しいことを言いたい余り、今まさにウクライナの人々が置かれている立場を想像できてない。祖国を守るという気持ち魂は理屈ではないと思います。
想像してみてください、かつて日本にいた特攻隊として散っていったの若者たちの覚悟を。戦況が好転しなくとも、自分たちの抵抗が将来の子孫に伝わり祖国が守られることを託して戦ったんです。
テリーさんは彼らに勝てないから特攻は止めろと言ってるのと同じです。


・テリーさんも、同じようなお話をされてる橋本さんも
「命」より大切なものはない!との信念であり、そこだけを議論しようとするからウクライナの方と考えがズレてしまってる。


・仮に、
ロシアが日本に乗り込んで攻めてきた!
その時、日本人は「命」を大切にして、民間人はもとより
政府も、自衛隊の人々も降参してまずは他国に避難しましょう!
まずは、日本全土をロシア人に渡して、落ち着いたら
話し合いで日本を返してもらおう。

と言ってる事になる。
単純な話ではない、戦争という現実から逃げないウクライナの人々
国外へ避難した人々も戦う力があればもっと多くの人が残ってるのだと思う。

テリーさんの話は、日本人同士なら議論してもいいと思うけど
今、ウクライナの方々にズレた意見を伝えるのはやめてほしい。


・いい加減にしろと思う、こいつも橋下も宗男も。
ウクライナは独立した主権国家だろうに。侵略しているのはロシア軍だろ。
交戦状態であっても一般市民を巻き添えにするのは国際法上許される事では無い。非難されるべきは侵略しているロシア軍側であってウクライナ側では無い。
ゼレンスキー大統領以下、ウクライナ政府高官が責められるべきところは、人道上の理由ではなく、ロシア軍の侵攻を許したと言う点において能力の欠如についてだろう。
プーチンに軍事侵攻を決断させないようにする機会は事前に幾らでもあったはず。
そしてその点を非難出来るのは、他でもないウクライナ国民だけだ。
抵抗すればするほど人命が失われて、人道上問題があるから譲歩しろ(実質的に降伏)と言う議論も、第三国の人間が口に出していいことじゃない。
そうした議論についても、口に出して良いのはウクライナ国民だけだ。