PS5版『The Ascent』海外レビュー、PC/XBOX版から改善したゲーム性、NEWゲーム＋などの新コンテンツも盛り込んだものの、やや荒もあり、7/10という評価にとしていて、その辺はどこまで許容できるかという話ですね。
約8ヶ月前にPCとXboxプラットフォームで発売されたThe Ascentは、やや複雑な評価を受けていましたが、PlayStation 5では大幅に改善されたゲームとして登場します。2021年の発売以来、数々のアップデートによりバグが修正され、様々なゲームプレイ要素がバランス調整されています。さらに、New Game+、トランスモグシステム、フォトモードなどの新コンテンツも追加されている。PS5版では、これらのコンテンツに加え、デュアルセンス機能が追加されています。
The Ascentは、不気味なサイバーパンクのスペースコロニーを舞台にした、アイソメトリックなツインスティック・シューティングRPGです。プレイヤーは『インデント』（要するに銃の使い方を知っている奴隷）として、犯罪組織の大物や怪しげな企業のために雑用を引き受けることを余儀なくされ、物事を維持する。ストーリー的にはかなり単純で、時には少々退屈なところもあるが、このゲームの印象的なディテールと、しばしば豪華に荒廃した舞台が、このゲームの体験を支えている。
スクリーンショットは『The Ascent』を正しく表現していない。HDRが効いた大型テレビで見ると、ネオンにまみれたバザールやゴミだらけの裏通りが幻想的に見える。まるで精巧に作られ、描かれたテーブルトップゲームを見ているような感覚だ。
本作のRPGメカニックはそれほど魅力的ではないが、良い戦利品を見つけたり、カスタムインデントをレベルアップさせたりするのはやはり楽しい。キャラクターの育成はスキルポイントをつぎ込むだけのシンプルなものだが、ゲームの後半になると武器庫のアップグレードやサイバネティックインプラントの増強が優先され、より深みを増していくことになる。自分のプレイスタイルに合った効果的な武器に巡り会えるのも見どころのひとつだ。
しかし、15時間という長丁場にもかかわらず、The Ascentの戦闘が進化しているように感じられないのは残念なことだ。銃撃戦はかなりヒネリが効いていて、触覚フィードバックにより満足感が得られるが、各戦闘が際立つようなバリエーションはない。無心になれるとは言い難いが、同じような、時には長い戦闘に耐えられるかどうかで、後半の数時間は間違いなく退屈に感じられるだろう。
The Ascentは、目を見張るような環境とそれなりのRPGの深みに支えられ、やや反復的ではあるものの、堅実なシューティングゲームだ。ミッションの難解さと、時折発生するバグに耐えられるなら、爆発的な面白さを味わえるだろう。
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やや辛口のレビューになっていますが、しっかりと楽しめる要素はあると指摘しているので、その辺は好みが合えば買って見るのもいい作品かもしれないですね。