コミカライズ　戦争は女の顔をしていない３巻　「みんな死んでしまって誰も残らない」 : アキバBlog

2022年03月25日

コミカライズ　戦争は女の顔をしていない３巻　「みんな死んでしまって誰も残らない」

原作：スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ／作画：小梅けいと／監修：速水螺旋人「戦争は女の顔をしていない」3巻

独ソ戦に従軍した女性たちへの戦後インタビュー本を、小梅けいと氏＆速水螺旋人氏がコミカライズされている「戦争は女の顔をしていない」3巻【AA】がアキバでは24日に発売になり、裏表紙は『補充兵がやってくる。若い元気のいい人たちが。一日二日でみんな死んでしまって誰も残らない』などだった。

小梅けいと氏がコミカライズ「戦争は女の顔をしていない」3巻【AA】発売
「第50回日本漫画家協会賞受賞（まんが王国とっとり賞）」

お母ちゃんお父ちゃんのこと
「夫は戦争に行く時、激しく泣いたのよ。小さな子供たちを置いていくんだって」

「夫は何度も何度も振り返るし、あたしはひたすら走ったわ。
最後のひとりになっても走り続けた…」

「一年経って、公報がきたの」
〈ご主人がドイツで亡くなりました。ベルリンのすぐ近くで〉

アニメイト秋葉原本館
特典：複製ミニ色紙

メロンブックス秋葉原1号店
特典：イラストカード

とらのあな秋葉原店A
特典：イラストカード

スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ氏の、第二次世界大戦・独ソ戦に従軍した女性軍人たちへの戦後インタビュー本を小梅けいと氏がコミカライズされ、ComicWalkerで連載中の「戦争は女の顔をしていない」3巻【AA】（監修：速水螺旋人氏）がアキバでは24日に発売になった（公式発売日は26日）。

『戦争は女の顔をしていない』は、コミックス1巻の裏表紙によると「ノーベル文学賞を受賞した史上初のジャーナリスト、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ。彼女が取材した、500人にのぼる第二次世界大戦従軍女性たちの証言をマンガ化」で、今回発売になった「戦争は女の顔をしていない」3巻【AA】には第12話（中編・後編）～第17話の「お母ちゃんお父ちゃんのこと」・「はじめてのメモから（執筆日誌より）」、「パルチザンの斥候アントニーナ・アレクセーエヴナ・コンドラショワの話」・「准医師アンナ・ニコラエヴナ・フロロヴィチ中尉の話」・「ふと、生きていたいと熱烈に思った」・「子供の入浴とお父さんのようなお母さんについて」と「カドコミ2021×ダ・ヴィンチ出張版」を収録（目次）。

また、オビ謳い文句は『第50回日本漫画家協会賞受賞（まんが王国とっとり賞）』で、裏表紙は『証言文学の可能性を開いたアレクシエーヴィチの代表作、コミック版』、『「何もかも燃えてしまった。ヴォルガで水さえ燃えていた」、「補充兵がやってくる。若い元気のいい人たちが。一日二日でみんな死んでしまって誰も残らない』などだった。

第二次世界大戦の真実を明らかにする…500人以上の従軍女性を取材し、その内容から出版を拒否され続けた、ノーベル文学賞受賞作家の主著。「狼と香辛料」小梅けいとによるコミカライズ　コミックス情報

なお、監修：速水螺旋人は「戦争は女の顔をしていない」3巻【AA】の後書きで『「戦争は女の顔をしていない」にはパルチザンだった女性たちが数多く登場する。パルチザンとは占領下の抵抗運動や内戦に従事する非正規の軍事組織とその構成員のことだ。ゲリラとほぼ同じ意味である。独ソ戦では数多くの人々がパルチザンに身を投じて戦った』などを書かれ、シナリオライター：山口じゅり氏の感想は『すさまじい。パルチザンの戦い』などをツイートされている。

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