erfeeese第94回アカデミー賞授賞式が日本時間28日(現地時間27日)、米・ハリウッドで行われ、主演男優賞を受賞した俳優・ウィル・スミスがプレゼンターを務めたコメディアンのクリス・ロックを舞台上で殴打。会場は騒然となった。ロックの公式ツイッターでは、最新記事に2000件を超えるコメントが寄せられ、ロックを擁護するコメントが目立った。



・ウィル・スミスに殴られたクリス・ロックのツイッターに擁護コメント殺到 「冷静な行動に称賛」「スミスを訴えるべき」



 ロックの公式ツイッターでは、今年の記事には80~500件ほどのコメントしか来ていなかったが、最新記事となる3月10日の記事には2500件を超えるコメントが殺到。

 「脱毛症の人にジョークを言って回ることはないでしょう。大観衆の前で、無神経なジョークで困らせるべきではない」

 「なぜそんな冗談を言うのか?あなたに起こったことは自業自得だ」

 「これを教訓に、他人を不快にさせるような個人的なジョークを言わないようにしてください」

 と、ロックを非難するコメントも散見された。


・話題となっている ウィル・スミスさんの問題








 その一方で、むしろロックを擁護しスミスを非難する声が目立ち、

 「ウィル・スミスよりずっと品がある!真のプロフェッショナルだ!テレビの生中継で、冗談で他人を襲っておいて、オスカーを受賞して拍手喝采なんて理解できない!」

 「ウィル・スミスを暴行罪で告訴するべきだ。あなたにはその告発をサポートする10億の目撃者と映像証拠がある」

 「ハリウッドで他の俳優や女優のジョークを言う人は、公の場やプライベートで平手打ちや暴行を受けなければならないということなのでしょうか?」

 「ウィル・スミスがあなたに暴行を加えている間、ハリウッドの大物たちが何も言わずに座っていたなんて信じられないわ。私は何十年も彼のファンですが、誰もあなたのために立ち向かわなかったことに本当に怒りを覚えます」

 「ウィル・スミスはあなたを殴った後、部屋から連れ出されることもなく、賞を受け取り、アカデミーには謝ったのにあなたには謝らず、愛と平和について話し、泣くなんて、頭がおかしくなりそうだ。クリス・ロック、あなたの潔さに拍手です」

 「スミスは恐ろしいことをしたので、これからその代償を払うことになるでしょう。人々は彼の暴力と品のなさを非難しています。冷静に行動したあなたに賞賛を送ります」

 といったコメントが見受けられた。






・アメリカに住んでいたことがあり、テレビでジョーク番組を見たことあるけど、向こうのジョークって本当に品がない。こういう全然笑えない、ただ人を侮辱しているようなものが多くて見るに耐えなかった。
一方で、相手を押すだけでも暴力を振るったってことになって、とにかく先に手を出した方が悪いという一般常識的なのもあった。
だから、確かにアメリカではウィル・スミスの方が非難されそう…
本人もそれをわかった上で、我慢できなくなったとかキレたというよりは、奥さんの尊厳を守るために覚悟の上でとった行動なんじゃないだろうか。


・在英なのでアメリカの感覚とはまた違うんだと思いますが…
肉体的暴力とは言っても今回は殴るけるというわけではなく、平手打ちなんですよね?
しかも何度もたたいたわけではなく。
英国に関しては肉体的暴力よりも、ある人が持つ障害に対して放つ言葉の暴力(=差別と捉えます)に対する嫌悪感の方が圧倒的に強いので、言ったことに対して力で返した方が100%悪いという発想にはならず、日本人的な受け止め方をする人の方が多いと思います。


・アメリカではジョークはトーク・漫才みたいなもので何も違和感を抱かずに受け入れられてるけど、仮に一番大切にしている人や愛してる人を肌の色や容姿を必要以上に、しかも格式のある会場で多くの人の目の前やテレビの前で名目上はジョークとは言え罵られたら誰だって暴言か手が出ると思う。手が出ない人でもメチャクチャ怒ると思う。
ロックを擁護する声の人達も味方につく前に自分がウィルと同じ目にあったらどういう気持ちになるか考えた上で「訴えろ」とか対向的な意見を言うべきだと思う。


・そもそもこの発言をジョークだと片付け様とする人達に驚いてしまう。
ジョークというのは相手が笑えばジョークになるが、相手が傷付いたり嫌な思いをしたのならそれは侮辱や誹謗になるのではないのでしょうか。という点から、人の容姿や生い立ちや病気を使うネタは全くもって面白くないと自分はいつも感じてます。


・単なるジョークならウィルスミスの行動を批判するコメントもわかりますが、妻の病気をネタにして馬鹿にされたのですよね。しかも、大勢が集まる公な席で。笑いに変えていい話題といけない話題があると思いますよ。しかも司会者であるなら尚更言葉や話題を選ぶべき。この様な話題を取り上げる姿勢 はとてもプロフェッショナルとは言えないですよね。一方、ウィルスミスの行動は一部行き過ぎの様にも思えますが、愛する妻の苦悩に寄り添えばこその行為です。後先考えなかったとも言えますが、それでも絶対に守るべきものに対して毅然とした態度を示したとも言えます。クリスロックより救いがあると思いますよ。


・スミスのやったことを褒めるなんてことはしませんが、大切な家族にむけられた言葉による暴力に対する正当防衛と言えるんじゃないかと思います。
先に手(口だけど)を出したのは相手。
しかも、タチ悪いのは言葉の暴力の方が心に刺さって抜けにくいということ。しかも、なにも言われなくとも当人や周囲の人達が苦しんでいる事柄ではなおさらだと思う。


・ウィル・スミスが先に手を出したと言う人は、言葉の暴力と言うものを軽んじているとしか思えない。
仮にクリス・ロックの発言をちょっとしたジョークだと捉えるのであれば、今問題になっているBLM問題や人種差別と言った類の問題は全て茶番になってしまう。
今回の私的な印象は、クリス・ロックは軽口で男を下げ、妻への侮辱に対して怒りを見せたウィル・スミスは男を上げたと感じます。