「妻に小さいと言われたので確認してほしい…」ヘミングウェイに恥ずかしいエピソードを暴露されてしまった小説家
スコッツ・フィッツジェラルドは、20世紀のアメリカ文学を代表する小説家の1人ですが、かのアーネスト・ヘミングウェイの友人として交流がありました。
彼の回顧録において、妻との恥ずかしいエピソードを暴露されています。
ヘミングウェイが20代の頃の回顧録として記した「移動祝祭日」(※死後に発表)に、友人F・スコット・フィッツジェラルドが登場します。(※代表作「華麗なるギャッツビー」)
フィッツジェラルドは、男性のプライベートな部分のサイズが小さ過ぎて、夜の営みで妻ゼルダを満足させられるか不安であるとヘミングウェイに打ち明け、局部を見せたとあります。
ヘミングウェイは優しく「大丈夫だ」と告げ、彼に自信を与えたのだとか。
ヘミングウェイやさしい!
これれぞ男の友情……というものでしょうか。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●なんてこった、これが理由でヘミングウェイは耐えられなくなったんだ。他の作家たちが局部を見せ始めるたに違いない、なんてこった。
(※晩年に躁鬱など精神的な病気に悩まされる)
↑「なぜオレが局部の承認者なんだ? なぜなんだ?」 ―(たぶん)アーネスト・ヘミングウェイ
↑ヘミングウェイによると、彼らは父親像を求めて、ようやく認めてもらえてもらう感じだと述べている。
●「おまえの局部は大丈夫だ。そうだ、行くんだ、チャンピオン!」
↑「絶対に本当に大丈夫だ!」
●これはフィッツジェラルドの結婚生活がひどくなければ、超すばらしい話だな。
↑妻ゼルダが病気になったからひどかったんじゃなかったっけ? 英語教師がいろいろ説明していたが完全にひどいわけではなかった。
●ヘミングウェイの回顧録「移動祝祭日」"A Moveable Feast"に記されたエピソードだね。フィッツジェラルドを美術館に連れていき、絵画や銅像と比べて大丈夫だと伝えたそうだ。
↑ミケランジェロのダビデ像を見せられて、さらに自信がなくなるフィッツジェラルドを想像した。
●自分の記憶が正しければ、ヘミングウェイはフランスで娼婦と過ごしてフィッツジェラルドの葬式(44歳没)に行かなかった。フィッツジェラルドのアル中と貧困がひどくなる一方だったので、頻繁に彼を避けていた。
●妻が楽しんでいるか尋ねられないのは、あまり王者にふさわしいとは言えない。
↑実際は妻のゼルダが、夫のを小さいと言ったのが先だよ。彼らはかなり興味深い……関係だった。
●ヘミングウェイはいい人だな。
↑そうでもない。ヘミングウェイは「移動祝祭日」のこのエピソードを、フィッツジェラルドの死後に書いている。
フィッツジェラルドがこのエピソードを世間にさらされるのを望んだとは思えない。パリで会った他の作家たちは控えめなので、ヘミングウェイのエゴだね。
●妻ゼルダを満足させられなかったのは別の原因だけどね。
違う意味で「ゼルダの伝説」だと呼ぶ人もいました。