ewre55塩野義製薬が実用化を目指す新型コロナウイルスの飲み薬について、動物実験で胎児に骨格形態異常を引き起こす「催奇形性」が確認されたことが12日、関係者への取材で分かった。



・コロナ新薬、妊婦には推奨せず 塩野義、動物実験で胎児異常


塩野義は妊婦の使用を推奨しない方向で検討している。

この薬は目立った副作用が報告されておらず、他の飲み薬に比べて使用制限が少ないのが特徴とされるが、妊婦への投与を防ぐ安全な服薬管理方法の確立が課題となる。

 塩野義は、迅速に審査が進められる「条件付き早期承認制度」の適用を求めているが、判断にも影響する可能性がある。

 塩野義は2月25日、厚生労働省に製造販売の承認を申請。現在審査が行われている。





・塩野義コロナ飲み薬



・やっと国産のコロナ新薬が完成したということで、感染拡大が懸念されている今の状況では、喜ぶべきなのだろうなと思います。
妊婦の方にはリスクがあるということですが、既存の薬にしても、このような方は服用を控えて下さいとの注意書がついている場合が多くあります。
薬には副反応などある程度のリスクがあると、承知して使用していけばよいのではないでしょうか。


・飲まなくても済むなら飲まないほうがいいし、薬が必要ならメリットとデメリットを計りにかけて、メリットが上回るのなら飲めばいい


・治験の2相から判明している事実として、抗ウイルス効果は確実にあるが、症状改善効果が微妙(症状がよくなっている傾向はあるが、科学的に確実に言い切れるものではない)
投与するタイミングでも変わってくるかもしれないから、さらなる研究が必要なのは間違いない
副作用の問題は、高齢者が一番重症化しやすいのだから、催奇性はそれほど大きな問題にはならないと思う


・薬は毒を以て毒を制すもので
催奇形性がある薬は今も多く、それも含めて妊婦禁忌や注釈付きの薬は元々多いです。
催奇形性があってもコロナ治療薬の選択肢が少ない現状では
お蔵入りさせるよりコロナ新薬としてリリースする方が利益が大きいと思う。
妊婦には使わない方が良いと先に通知するのは企業として真っ当な姿勢では。


・塩野義の経口薬は、治験で効果が出ていませんでした。
薬の評価は、「国産だから」ではなく、
「効果が実際にあるかどうか」で評価すべきです。
治験の結果を素直に評価すると、「塩野義の経口薬は使えない」です。
ただ、新薬の開発には膨大な費用がかかるので、
税金で肩代わりして欲しい、ということだと思います。


・恐らく動物実験で異常が出なかったとしても、妊婦に新しい薬を使うのは慎重になるという点は変わらないと思う。妊婦に推奨されないというのは特に意外なことではない。コロナに限らず、妊婦は様々な感染症にかかっても使えない薬が多いのは今までも同じです。妊婦は引き続き感染に注意して生活するということがコロナ前と変わらず大事だということです。幸いワクチンは妊婦でも使えるので、心配な人はワクチンを打つという選択肢もある。