「人々が目を背けがちな、都合の悪い現実はありますか?」回答いろいろ
人間には「自分に都合が悪いことは信じない」傾向があり、真実であっても無意識のうちに否定してしまいがちです。
「人々が目を背けがちな、都合の悪い現実はありますか?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
What are some of the most common dark realities people choose to live in denial about? : Reddit
●結婚や仕事など、長く続いていることが良いとは限らない。終わらない理由はたくさんあるし、中には悪い理由もある。
↑「多くの時間を使ったことを理由に、間違ったことに執着するのはやめるべき」―オーブリー・デ・グラフ
●問題の原因は「自分」にある。
↑今これをタイピングしながら、その現実に取り組んでいるところ。
●自殺してないからといって、その人が死にたくないという意味ではない。
●ジェネレーションXが定年後の収入は、かなり大きな問題となる。
(※アメリカの1960年代中盤〜1980年に生まれたベビーブームの次の世代)
●大半の人はごく平凡である、そしてそれでOKだってこと。
●いまだ世界中に奴隷制度が存在する。
●誰でも何歳でも、いつでも身体障害者になりうる。
↑身体障害者と仕事をしたとき、会社側は、われわれ健常者もたった1つのイベントが起きただけで同じ立場になると強調していた。
↑1事故、1発作、1転倒で。
●施設にいる子供は18歳になるとストリートに放り出される。
●スタートレックの名言。
「間違いを1つもせずに負けることもある。それは弱さではなく人生だ」
●1つの事故や悲劇で、人生が完全に逆になることがある。
●人間の記憶は主観的で、認識や心のバランスにはエラーがたくさん起こる。簡単に偽の記憶に置き替えられる。同じ現場にいた人の記憶が全く逆になることもある。自分の記憶は正しいと思いがちだがエラーは多く、時間とともに変化する。
↑「ファーザー」は記憶が感覚にどう影響するかについての、すばらしい映画。
(ファーザー (映画) - Wikipedia)
●児童への性的、暴力的行為のほとんどは家庭で起こる。
不審な他人よりも、祖父が孫をレイプする可能性のほうが高い。だが祖父は支払いや相続をしてくれて、医療費もカバーしてくれる。誰も祖父や叔父やいとこや兄弟や父や伯母や母を問い詰めない。もっとも可能性が低いのは祖母で、一番疲れているからである。
↑性的な児童虐待の課で仕事をしているが、悲しいことにそれは真実。
●愛情だけでは十分ではない。誰かを十分に愛することが、関係を成功させるわけではない。子供を十分に愛することは、彼らの成功や、同じように愛情を返してくれることを保証しない。
目を背けたくなる気持ちもわかるものばかりでした。