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アンドレ・アガシが語る「ベッカーの強烈なサーブをレシーブできた理由は『癖』に気が付いたから…」海外の反応:らばQ
2022年04月19日 22:56

アンドレ・アガシが語る「ベッカーの強烈なサーブをレシーブできた理由は『癖』に気が付いたから…」海外の反応

 

アンドレ・アガシとボリス・ベッカー
かつてテニス世界ランク1位だったボリス・ベッカー選手の最大の武器はサーブ。

ブンブンサーブと呼ばれる強烈なサーブでしたが、グランドスラム達成者でもあるアンドレ・アガシ選手には苦戦しました。

それには驚くべき秘密がありました。

Agassi, the mind reader. : Reddit


Andre Agassi tennis hack against Boris Becker - YouTube

ベッカー選手との初対戦から3度連続で打ち負かされていたアガシ選手。試合後に映像を何度も見返していると、あることに気づいたそうです。

ベッカー選手にはサーブを打ち込む寸前に、舌を突き出す癖がありました。

舌先が唇の真ん中にあるときと、左端に寄っているときで、サーブのコースがわかったのです。

アガシ選手によれば、レシーブより難しかったのは、この癖に気付いていることを絶対にベッカー選手に悟られないこと。
そのため、大事なポイントがかかっているときだけ、癖を読むことにしたそうです。

後年、ドイツのオクトーバーフェストで仲良くビールを飲んでいるときにこの事実は伝えられました。
アガシ「ところで昔、こうしてサーブを読んでいたのを知っているかい?」 ベッカー(ほとんどイスから落ちかけて)「当時、帰宅すると妻に『やつはオレの心を読んでいるようだ』と言ってたんだよ」

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●まさに達人のレベル!! 

↑達人ぶりがすごい。

↑もしアガシ選手がサーブを毎回読んでたら、ベッカーはサーブを読まれていると突き止めたことだろう。あまりに狡猾。自分がアガシの立場なら、相手が勝つ小さなチャンスも与えずに毎回サーブを読んでいたろうに。

●よく考えてみよう。アガシは気づいただけではなく、コートの反対側の舌が真ん中か横見わけられ、さらに直後に時速100マイルのサーブを見て追いかけられるんだ……そのスキル。

↑動画のズームアップでさえよく見えないのに。これが理由で彼らの賞金は大きいんだと思った。

●アガシの自伝を読むと、他にもそうした鋭い考え方がわかる。あまりスポーツマンの自伝は読まないのだが、素晴らしい内容にショックを受けた。もちろんたくさん教えられたとも思うけど、彼は特別な目と記憶を持っている。

●その小さな気付きが、彼をたくさん勝たせたのだろう。ベッカーを倒して優勝したのも含めてね。

↑誰かが投稿していたが、アガシはこの発見以降、11試合中10試合で勝っていた。わお。

●それほどテニスファンではないが、アガシは大好き。すばらしい選手ですごい人だと思う。

↑彼の本はすばらしい。テニスの裏側の洞察力や彼の育ちについても言及している。めちゃくちゃオススメ。

●やっぱり宿題をしておくと報われるんだな。

●コートの反対側から相手の舌なんて、どうやって見るんだ。


超一流のアスリートは洞察力も超一流なのですね。

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