515 名前:スペースNo.な-74[sage] 投稿日:2010/04/12(月) 17:37:52
さっき見たなごみ
赤いランドセルから通学定期を
地面に引きずるんじゃないかと思うくらい垂らして
人の多い歩道を赤い傘が歩いてた。
突然赤い傘だけが止まって、そのままじりじりとバックし始めた。
歩道の脇、飲食店の床置き看板に隠れるところまでバックした。
何事かと思ったら
しばらくして車がゆっくり傘の子の前まで出てきた。
駐車場の「車が出ます」が聞こえた瞬間に立ち止まって
自分で安全と思うところまで下がったんだろうね。
大人は信号待ちの渋滞で出られないその車の前を
ほいほい横切っていくけれど
傘の子は渋滞で車が車道に出られないからしばらくは動かないという判断が
まだ出来ず、じっとその車が去るのを待って動けない。
と、出てきた車の窓が開いて
ドライバーがその子に手で「先に行きなさい」と合図した。
赤い傘が勢いをつけたように小走りに車の前を過ぎたら
渋滞も信号が変わって動き出した。
でも自分の乗ったバスはなぜか動かない。
バスの運転手さんもきっと赤い傘と横入りしたい車を見てたんだと思う。
歩行者の切れ目をぬってやっと出てこられたその車を
自分のバスの前に入れた後、静々と発車した。
思いやりの連鎖が嬉しかったのでカキコ。長々御免。
さっき見たなごみ
赤いランドセルから通学定期を
地面に引きずるんじゃないかと思うくらい垂らして
人の多い歩道を赤い傘が歩いてた。
突然赤い傘だけが止まって、そのままじりじりとバックし始めた。
歩道の脇、飲食店の床置き看板に隠れるところまでバックした。
何事かと思ったら
しばらくして車がゆっくり傘の子の前まで出てきた。
駐車場の「車が出ます」が聞こえた瞬間に立ち止まって
自分で安全と思うところまで下がったんだろうね。
大人は信号待ちの渋滞で出られないその車の前を
ほいほい横切っていくけれど
傘の子は渋滞で車が車道に出られないからしばらくは動かないという判断が
まだ出来ず、じっとその車が去るのを待って動けない。
と、出てきた車の窓が開いて
ドライバーがその子に手で「先に行きなさい」と合図した。
赤い傘が勢いをつけたように小走りに車の前を過ぎたら
渋滞も信号が変わって動き出した。
でも自分の乗ったバスはなぜか動かない。
バスの運転手さんもきっと赤い傘と横入りしたい車を見てたんだと思う。
歩行者の切れ目をぬってやっと出てこられたその車を
自分のバスの前に入れた後、静々と発車した。
思いやりの連鎖が嬉しかったのでカキコ。長々御免。
歩行者が横断中に発車して轢いたら道義的にも法的にも人生が終わるので