「勘違いされがちで、実行したら死にかねないサバイバル知識はありますか?」回答いろいろ
サバイバル術は身を助けますが、その知識が間違っていたら逆に命を落としかねません。
「勘違いされがちで、死にかねないサバイバル知識はありますか?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
What survival myth is completely wrong and can get you killed? : Reddit
●「サボテンから水を飲む」
もし生きるために絶対に必要というのであれば、エキノカクタス属のサボテンから限られた量だけ飲む。ほとんどのサボテンの水分には様々な酸やその他が入っており、死に至ることもある。
砂漠で脱水症状を起こしたら致命的。体内の貴重なわずかな水分さえも失うべきではない。
↑ユーフォルビア属のカクタスは最も毒性がある1つで、ミルキーな樹液を飲めば死ぬ。そうしたサボテンの多くは家で見ることも多い。
●「砂漠は暑いので薄着になる」
昼も夜も肌を覆うべき。昼間は脱水症状を起こし日に焼かれる。夜間は気温が急激に下がるので低体温症で死ねる。砂漠の冬は簡単に氷点下になり、風もひどい。
●「ワニから逃げるためにジグザグに走る」
ワニは長距離を走らない。だからジグザグは体力を無駄にするだけ。それからフェンスや木も登れる。
↑まっすぐに走れ。疑いもせず走る。ワニはそのうちあきらめる。
●「トルネードに襲われたら、室内の風圧を等しくするためすべての窓を開ける」
もしトルネード中に窓を開けて風のトンネルを作ったら、屋根全部が吹っ飛ぶ。
●「苔は木の北側に育つ」
木のどこにでも育つので、固定ルールを作らず、安易に決めつけてはいけない。
●「雷は2度同じ場所に落ちない」
雷が地上へのコースを見つけたら、同じ場所に何回でも落ちる。それが理由で避雷針が機能する。
●「飛んでいる鳥を追いかけて水を見つける」
たまたまどこかで夜を過ごしたあと、気まぐれに飛んでるだけかもしれないので、頼ることは出来ない。
↑水を見つけるには魚を追いかけなくてはいけない。
●「凍傷をこすったり、暖めるためにお湯をかけたりする」
それはさらに皮膚にダメージを与える。
気になるサバイバル知識があったら、詳細をしっかり調べておきたいですね。