sdefr54山梨県で行われた高校生の競歩の大会で、給水エリアに水ではなく、アルコール消毒液が入ったコップが誤って置かれ、飲んだ選手が嘔吐(おうと)しました。危険なミスはなぜ起きたのでしょうか。



・山梨・高校総体「競歩」 給水コップに“消毒液”…選手は嘔吐し棄権 危険ミスなぜ?



 なぜ、給水コップに消毒液が混入するという、信じられない事態が起きたのでしょうか。県の体育連盟会長によると、誤って消毒液をコップに注いだのは、審判員でした。

 審判員が、競技場内にある保管部屋から運び出した段ボール。その中には、見た目が全く同じ形状の3本のペットボトルが入っていました。

 逆瀬川会長:「3本、段ボールから持って行った時の1本が、ラベルが付いてなくて、封が開いていた」

 3本のうち2本は、商品のラベルが付いた未開封の水。残る1本はラベルが剥がされ、アルコール消毒液が入っていたのです。

 逆瀬川会長:「(Q.ラベルを外したものに、書くなどはしていない?)その表記はなかった。そのあたりもダメなところ。一緒に保管したところもダメ。色や形状を変える、明記していなかったことも問題」

 その後、審判員は、テーブルに置かれたプラスチックのコップに、ペットボトルから液体を注ぎました。消毒液を口にした選手3人は、競技後すぐに診察を受け、現在は回復傾向にあるといいます。





・山梨・高校総体「競歩」 給水コップに“消毒液”・・・選手は嘔吐し棄権 危険ミスなぜ?(



・これ普通に考えたら業務上過失傷害で立件される案件ですよね。
あと、客観的意見だけでなく担当本人によるちゃんとした説明がないと愉快犯の可能性もある。
単なるミスで今後ないように気をつけますで終わりとしてはいけないと思う。


・最終責任は県、かもしれません。でもまずはこの「審判員」の方の
責任をきちんと問うべきです。口の開いた飲料を使う?という発想は
多分有る程度の年齢の方なのかな?と勝手に想像しています。
若い人は口の開いたものを避けるように思いますから。
故意であろうとは思いませんが審判員という立場で考えれば
「注意力散漫、職務に対しての責任感の欠如」であろうことは否めません。


・記載の内容を整理しますと
 ・関係者用の備品庫で保管されていた
 ・飲料と同じペットボトルに移し替えらて、ラベルははがされていた
 ・同じ箱に入れられていた

スプレー式アルコールだった場合、5Lのボトルから直接1Lのスプレーボトルに
移し替えるもので、わざわざ容量の小さなペットに移すかなぁ?と疑問ではあります。
 飲料と一緒に持っていくつもりで、担当者がセットしただけなのか(だからラベルをはがしたのかもしれませんが)、誰も名乗り出ないあたり、すっきりしません。
 過失にせよ傷害事件ですので、内々で処理せず被害届を出すべき事象かと思います。


・消毒液の移し替えと保管を指示した人が一番いけない。
きちんと用器を用意しなかったのか。
保管場所を分けなかったのか。
誰が指示を出して、誰が用器を用意して、誰が保管場所の指示を出したのか。
これを明らかにして、業務上過失傷害に問うべきである。


・いつも思うが、審判員の高齢化が激しい
誘導ミスは危うことがしばしばだ
それも重要な部署で必ず起きる
審判員の資格が経験値でライセンスが更新され、昇格する制度も問題だ
平日の動員が難しいならせめて遠隔指示などできないか
陸連の改革も望む


・①消毒液が売られてる容器は500mlか1000mlが一般的で、それを更に大きなペットボトルに移し変えるメリットはなにもない。
②わざわざ、ペットボトルのラベルを剥がすメリットがなにもない。仮に、飲料水と識別する意図があったなら、ラベルを剥がした時にマジックで消毒液と書くはず。
③もし、手指の消毒用であれば、300ml位の小さなスプレー容器を使うはず。しかも、大会当日にスプレー容器に補充する様な非効率な行動する意味がない。

以上の3点から、今回の一連の騒動は、何者かによる計画的傷害事件である。


・現場責任者も想定外だとは思うが、迅速に警察に通報し証拠保全する必要があった。できているだろうか?
悪意のない「ミス」であったとしても業務上過失傷害。
例えば「大会関係車両で競技中の選手をひいてしまった」場合と同様であり、
ミスを謝罪して終わりというわけにはいかない。