awerer54知床・観光船の沈没事故から3週間余り。観光船の乗客が、最後に残した動画が見つかりました。



・【独自】知床沖観光船事故 乗客が残した3秒の動画 「行ってきます」のメッセージとともに…



 わずか3秒の短い動画。事故当日「KAZU I」の乗客が港を出た直後に、携帯電話で撮影したものです。この動画と一緒に届いた「行ってきます」というメッセージを最後に、連絡が取れなくなりました。

 午前10時に斜里町のウトロ漁港を出航した「KAZU I」。当時、ウトロの波の高さは32cmと、波も穏やかだったことが分かります。

 今回の動画を切り出し横一列に並べてみると、ウトロ港にある赤い灯台やオロンコ岩、ホテル群が映っていました。Googleのストリートビューで見ることができる船の航路と照らし合わせてみると、ちょうどこの辺りで撮影されたことが分かりました。





・知床沖観光船沈没事故 乗客が残した3秒の動画 「行ってきます」のメッセージとともに…



・あれ?
なんかめっちゃ穏やかだな。
これなら、
「荒れてきたら帰るか」
って思う気持ちはちょっとわかるわ。


・貴重な動画ですね。この映像を提供して下さった方(おそらくご家族の方ですかね)の思いは、動画に映る情報が少しでも役に立てればどご提供して下さったのでしょうね。
潮の流れで漂着しそうな羅臼側の海岸線を(ある程度の場所を想定して期間を決めて)陸地からも北海道警がくまなく探す(海上や上空から見えない波消しブロックの間などを)と言うニュースを見ました。衣類や持ち物など何かしらでもご家族の元へ戻れる様願います。


・映像を見ると正直少し天候悪そうだなとは思いますが、長年運行してるんだから大丈夫だろとかその辺はプロだと思い安心して乗ってしまうかと思います。
でもよく良く考えれば他の観光船、ましては漁船も無い。万が一の場合、どうやって身を守るんだろって考えてしまう。助かる方法の選択肢が限られてる状況。
悪天候になりそうだとふと思っても、どうしてもその日に乗りたいって考えてしまうから見極められないですよね。


・波が穏やかに見えることから出航に問題なかったかもしれないと感じる方がいるようですが、そもそも3時間かけて岬へ行くコースは夏期にしか運航しなのコースであり、ゴールデンウィーク前には半分の距離で引き返す1時間半くらいのコースしか運行しないはずなのです。
私も全く同じ時期に別会社ですが乗船したことがあり、この時期はどこの船でも岬へはまだ行けないと言われ、がっかりしたけど仕方ないなと諦めた経験があります。
夏期コース解禁の前に岬まで行ってしまっていること自体、そもそも営業の仕方に問題があったのではないか思うのです。


・問題は
「波浪注意報が出ていた状態で、この結果をどれくらい予見できるか」
「波浪注意報が出ていた状態で、出向をやめるべきか」
だな。
それを結果論ではなく、判断する必要があるのだろう。


・これくらいだったら波が荒れてきたら帰ろうか。というどこかの社長と同じ考えの人もいるのでしょう。でもね、当日は漁船も引き返してたようです。

>>漁船が引き返す中、出港した観光船知床沖捜索続く

つまり地元の関係者の大半が「今日は危ない」という認識でしょう。
近くに同業他社の観光船がいる。海域に漁船がいないと海保の基地が一番近くて160キロで間に合わない知床という土地では危ない日は漁にも観光にも出ないんですよ。その判断が全滅を招いちゃったんでしょう。


・ハッキリ言って3mの波で小型船は沈没しない
毎日新聞でも
>「昼になると、漁船が次々とウトロ漁港に滑り込んできた」とあり出港している船は沢山あった
「漁師の佐藤隆さん(48)も帰港を急ぎ、午後0時40分に「カシュニの滝」を通り過ぎる」
とあり、わりと近くに佐藤さんがいたようだ

午前中は漁船は普通に出港しており、他の船は出航してないというのはマスコミの印象操作にすぎない。だって観光船の営業はGWからなので天候が良くても出航する予定は無いのだから。

航空機事故で、悪天候での飛行中に墜落したからといって事故原因が悪天候とは限らないのと同じ
原因次第では天候が良くても墜落したかもしれない

波が高いだけで沈没する事はなく、まして定員65人のところ26人しか乗っていない
無線からすると高波で転覆した訳では無いようだ。

マスコミに踊らされず、NTSBのような事故調査委員会が原因を究明しなくては


・何気ない「行ってきます!」の言葉がダイイング・メッセージになってしまうなんて、余りにも悲し過ぎる。
観光船運航会社は人の命をあずかるものであるが、まさか本当に命を取られることになったなんて、誰も納得し得ないでしょう。