ser45『チコちゃんに叱られる!』(NHK)が物議を醸している。問題となっているのは、VTRに出演したマナー講師・平林都氏の “指導” だ。



・岡村隆史も違和感「チコちゃん」炎上で噴出する “マナー講師への疑問”…「押しつけは不愉快」との声も



 平林さんは、登場してすぐ女性スタッフに『下を見るな、言うてるやろ!』と注意し、その後、『いただきます』との言葉に『人と一緒にいるときは “頂戴いたします” やろ!』と関西弁の強烈な口調で厳しく指摘。

 すると、参加したスタッフが泣き出してしまう事態になったのです。MCの岡村さんも、スタジオでVTRを見ながら『(スタッフが仕事を)やめてしまうよ……』とこぼすほどの惨状。これには視聴者からも批判が噴出しました」(芸能記者)








《今時マナー講師なんて流行らんだろうに 過剰なマナーの押し付けは逆に不愉快だわ》

《そういうキャラってのはわかるんだけどマナー講師が大声で人をしかっている構図はそもそも矛盾してないかって気がしなくもない》

《あまりキツイ言葉で指導をされれば、人によっては萎縮して指導されたことが身につかなくなってしまうかも》

「今回批判を浴びている平林さんは、企業などのマナー研修でも厳しいことで有名な、いわゆる “鬼キャラ” で知られる方です。これまでにも数々のバラエティ番組に出演し、芸人などに厳しく指導する姿を見せていました。

 ちなみに、番組の最後では、4本歯のフォークが最も食べやすいという結果になり、『レディーになられました』とスタッフを褒める場面も。女性スタッフも最後は笑顔を見せていました」(同前)

 マナー講師という職業自体にも向けられる疑問の声。指導の仕方にも、マナーが求められる時代なのかもしれない。








・生放送での出来事ならばまだしも、収録されたものには制作の意図があると思った方がいい。
まして平林都氏の高圧的に注意するスタイルは今に始まった事ではない。
数多くいるマナー講師の中から、タレント性と「チコちゃんに叱られる!」という番組の趣旨に合わせて制作が呼んだと思われる。
制作が思う通りの映像が撮れ、若い女性スタッフが涙を流すシーンを「やった!いい画が撮れた!」と思ったので、そこを切らずに放送したと思われる。
つまり、あの映像はNHKが「面白い」と思ったか「見せたい」と思ったもの。
批判されるべきはNHKなのではないでしょうか?


・これは番組制作した人の問題でしょう
このマナー講師の方は、パワハラ気味に指導するのが売りで周知の事実。この方をキャスティングしたのは番組スタッフ。芸人さんとか特に、番組における自分の役割を常に考えておられて講師の方もそれを求められて呼ばれていると理解するのは自然だと思う。わざわざこの方を呼んでフツーに指導してたら別の方でもいいわけですし、もしキツイ指導が必要無いなら、事前にスタッフがその事を伝えるべき。


・この人はこういうキャラでずっとやってこられてるんだろうし、それが売りなんだろうから、私自身は好きにはなれないけど、こうするのもこの方の仕事のうちなんだろうな、と思いながら見ていました。
ただ「いただきます」を「頂戴します」に訂正したのには抵抗感がありました。「いただきます」はその食事などを用意してくださった方たちのみならず、食材となってくれた生き物たちへの感謝も含めた感謝の言葉だと思います。でも「頂戴します」は上品な言葉かもしれませんが、人への感謝の言葉にはなりえても食材への感謝を感じることは難しい。なにかものをもらうときは「頂戴します」が適当かもしれませんが、食事のときは一律で「いただきます」でいいんじゃないでしょうか。


・この講師の方は昔からこういうスタンス、こういうキャラが周知されている、その上で使った番組側の責任……という前にマナー講師としてそういう周知をされているのはどうなのかと思う。
人に物を教えるのが講師、教える側としてのマナーというのはないのか?
講師として厳しい事を言う必要性は理解できるけど、そこに語彙のチョイスであったり表情、身振りと言うマナーもあるのでは??
他の有名な講師の方でも厳しいことは当然言う。だけどその中に伝え方であったりやり方であったりと言うところでパワハラ気質と言うのを感じさせない人もいる。
正直よくマナー講師と名乗れるなと思いました。


・コンビニのおにぎりがぶっ叩かれたことがあるが、これはシェフがそのようなコメントをする人かどうかがわからなかったことが原因にもあると思う。
それに対してこれは明らかにこのような状況が予想できるのにキャスティングしてスタッフを苦しめる内容になったNHKの問題だと思う。他と似たものをやろうとして悪手になっているように思われる。NHKにはNHKの役割があり、他と同じようなことをして無理やり視聴していない人にも視聴料を取ることではない。


・スタート時から試聴させて頂いています。近時はよく言われているように、万民へのうけを狙うかの様な、強引な笑い取りとパフォーマンスが増え、当初のウィットやニッチな視点が少なくなったと感じています。今回の件も笑いを狙った演出であると推測されますが、正しいマナーとして認められない内容から、寧ろ不愉快さを感じるものでした。特に、2本刃、3本刃がスパゲッティを巻き取りづらいという実証ですが、刃の間を広くすれば無理に決まっています。等しい刃の間隔で行うべきです。このような詐欺的実証を番組で流す事に違和感を感じました。


・そういうキャラで個性を出し、注目を集め、仕事が増えると、その人はそれが正解だと勘違いしてパフォーマンスがどんどん過激になっていく。
それが、怒るキャラ、威張るキャラだと本当に偉くなった気になっていくのかもしれない。芸能人に関しては、心から面白いと思われてると勘違いするのかも。


・NHKはいつからか、ちょっと遠目で見る人目線で制作するようになってきて、最初は注目を浴びるようなものを遠目で撮影して、それが視聴率が取れるからなのかなと思っていたが、だんだんエスカレートして、身内の失敗をも映すようになってきて、それで今回の。
これは、意図があるとか云々ではなく、もう何が正しくて正しくないのかの基準がなくなってきているのだと思う。