aww4543サッカーJ3・FC岐阜の選手らが足しげく通う岐阜市のある銭湯では2018年頃、「タトゥー・入れ墨のある方はご入浴できません。ただしFC岐阜の選手は例外です」との貼り紙をしていた。しかしその後、一部の利用客から「FC岐阜の選手だけ特別扱いをするのか」との声が上がったことから貼り紙を撤去。クラブには一時、タトゥーのある選手の利用を控えるよう頼んだという。



・「タトゥー客お断り」銭湯、地元J3選手を例外にしたら苦情…「特別扱いするのか」の声



 同銭湯の担当者は「タトゥーがある人の利用を断るのは風紀を守るためであり、素性の知れたFC岐阜の選手なら問題ないと考えた」と振り返る。応援の意味を含め、選手には施設を利用してもらいたいとする一方、「再び苦情が寄せられたら、対応を考えるしかない」と頭を悩ませている。

 バスケットボールBリーグ3部・岐阜スゥープスでは、タトゥーがある外国人選手は、契約している銭湯のルールに対応し、使用を控えているといい、チーム関係者は「外国人選手に不便な思いはさせたくないが、施設利用者の安心感を損なうわけにはいかない」と話している。

 県公衆浴場業生活衛生同業組合の野原伸之理事長は、「全浴連(全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会)でもタトゥー(のある人の入浴)は認めている。断ることはできない」としている。