srfe445岐阜協立大(岐阜県大垣市)硬式野球部で今月十四日、ランニングを命じられた四年生の男子部員(22)が倒れて意識を失い、翌十五日になって死亡していたことが、大学などへの取材で分かった



・【独自】岐阜協立大野球部員がランニング中倒れ翌日死亡 監督ら、救急呼ばず病院へ



。当時、監督らは救急車を要請せず、男子部員が倒れて三十分以上が経過した後に、車で病院に運んでいたという。大学は第三者委員会を設置し、当時の対応や経緯を調べる。
 大学などによると、十四日午前、大学敷地内にあるグラウンドで、用具が片づいていなかった点を問題視したコーチが、三、四年生の部員らにランニングを命じた。一時間近く走ったところでこの男子部員が転倒した。

 取材に語った別の部員によると、倒れた男子部員は当時、口から泡を吹き、鼻血が出て、目の焦点が合っていなかった。部員やトレーナーが救急車を呼ぶよう進言したものの、臼井洋介監督は市内の病院に連絡するよう指示。男子部員は学生スタッフが運転し、同監督が同乗する車で病院に運ばれた。病院に正午ごろ到着した、という。
 大学側によると、男子部員は発熱していたためPCR検査を受け、新型コロナウイルス感染が判明した。





・監督と学生の証言に“食い違い”も…大学の野球部員が練習中に倒れ翌日死亡 病院の到着時刻に20分の差


会見では、“証言の食い違い”が明らかになりました。

竹内学長:
「(監督から)報告を受けていた内容と、学生たちの言っている内容がどうも違うようだと。時間のところ、一番気になるのは搬送の判断のところ」

 搬送にかかった時間などについて、監督と部員で証言が食い違っていたといいます。

 監督の報告では病院に到着した時間は、男子部員が倒れてからおよそ40分後の午前11時40分ごろ。しかし、学生は「12時ごろだった」証言していて、20分の差があるといいます。

 男子部員はなぜ死亡したのか。死因について大学は…。

竹内学長:
「死因について診断は出ているということです。診断は出ていますけれども、それについて私どもとして公表する立場にない」





・やっぱり、結果論とかではなくね、倒れるほどの異変が起きたら絶対に救急車を呼ぶべきですよ。
救急車を呼んでいれば助かっていたかどうかはわからないけど、すぐに119番に連絡していれば状況も説明できるし、救急車の中で応急的な対処もできるし。


・こんなこと起きとったのか…
まだ若いのに…
基本的には救急車を呼ぶことに迷いを持ってはいけない。
自分達が素人であることを自覚しないといけない。部活なのであればその場に体温計や血圧計などはないでしょうし、走っていたのなら身体も熱いでしょう。運動による熱なのか、熱中症なのか、コロナによる発熱だったのか、結局わからない。
怪我ならまだしも倒れたのなら車で病院に行く理由がわからない。


・20分の差に目が行きますが、意識を失うような状況下で40分後に搬送でも60分後に搬送でも問題としか思えません。

直ぐに搬送していたのなら、救急車を使っていなかったとしても、もっと早く搬送出来ていたと思います。
監督側の言い分が正しかったとしても、何故40分もかかったのか・・・この点について調べていく必要があるのではと思います。
ちなみに、調べてみると岐阜協立大学から近くの民間病院なら徒歩圏内に複数あります。
市民病院などであっても5キロ程度の距離にあります。
日中であっても20分もあれば搬送できると思います。
この点が不思議で仕方がありません・・・。


・この学長の会見で余りにも他人事の様な感じを受けました。
人の命がなくなってしまった事簡単に考え過ぎていますよね。
コロナもあるし、熱中症やらで脱水症状も出てくる。
監督やコーチだってわかっている筈だ。
体温測り体調管理もしなきゃいけない。
すぐ救急車を呼ばなきゃいけない状況だったのに、怠ってしまったのは管理がまずい他にはないでしょう。


・直接病院へ行くのと、救急車を呼ぶのでは、到着時間に差がなかったとしても、治療が開始される時間に雲泥の差があります。

救急車であれば病院に着く前に病院へ状況を説明し、受け入れの準備をしていてもらえる。バイタルサイン測定で身体状態を事前に把握できる。身体の生命維持に必要なspo2という数値の低下があれば酸素投与などもしてもらえる、到着前に輸液ルートの確保もしてもらえ、着いたらすぐに点滴開始できる。

これが、病院へ直接連れて行くとすべてが、玄関入っての説明をしてから。すべてがそこから。到着時間だけで考えたら大した違いはないかもしれませんが、救急車で搬送中にしてもらえることがはるかに違う。

よく救急車をタクシー代わりに。なんて悪い話しも聞きますが。体調不良があって悪意がなければ、重症でなかったとしても悪いことじゃないから。最悪を考えて迷わず救急車を呼んで欲しいものです。


・監督が救急車を呼ばなかったのは管理責任を問われる事を恐れての事だと思う。
野球というと専門性が重視されるため、学校の管理者は任せ切ってしまう傾向にあると思うけど、子供も命や健康に関わる事には積極的な関与が求められる。
日頃からどのような指導をしているのか把握しておくべきで、健康管理上、不適切な指導があれば是正させないといけない。