山口貴由 劇光仮面1巻 「舞台は現代、テーマは特撮、新たなヒーローの誕生を見よ」
山口貴由氏がビッグコミックスペリオールで連載されているコミックス「劇光仮面」1巻【AA】が、30日に発売になった。
『劇光仮面』は、コミックナタリーによると『物語はアルバイトとして働く29歳の青年・実相寺二矢が、大学時代の同志である切通アキノリの葬式へと参列するところから始まる。「僕は何者でもない。僕は器に過ぎない。――それこそが僕の強さだ」。そんな思いを秘めた二矢は「特美研」こと特撮美術研究会のサークル仲間と再会し…』から始まるお話。
今回発売になったコミックス「劇光仮面」1巻【AA】には、第1話「星をつなぐ者」〜第8話「誰がためのカラフル」を収録(もくじ)し、オビ謳い文句は『「シグルイ」「覚悟のススメ」山口貴由、最新作!』、裏表紙は『怪獣や超人は特撮ドラマの中にしか存在しない。僕は今日、この認識を訂正しようと思う』で、アキバでは販促POP『舞台は“現代”、テーマは“特撮”、新たなヒーローの誕生を見よ』が付いていた。
これは星をつなぐ者たちの物語である。僕は何者でもない。僕は器に過ぎない。――それこそが僕の強さだ。そんな想いを胸に秘め、29歳の青年、実相寺二矢はアルバイトで日々を暮らす。舞台は「現代」、テーマは「特撮」、主人公は“何者にもあらず”!? コミックス情報
「劇光仮面」1巻【AA】の感想には、悩める海牛さん『特撮とは、人間とは、生きる意味とはを全部煮込んで灰汁を啜るような漫画だ』などがあり、血沼壮士さん『現代舞台で特にグロ死とか描写ないのに異様な不穏さがある』、楠まりえさん『まだ話の全容見えてないのに対して迫力がありすぎる各種描写とか、エンタメとして摂取するにはあまりに重い』、ぱりどんさん『先の展開が全く読めない。が、山口先生の作品らしく特撮愛と話の迫力が凄い』、漫画家・横槍メンゴ氏は『最高だった。シビれた。あとがきも含めて最高だ…楽しみに待っていてよかった…』をツイートされている。
なお、作者:山口貴由氏はあとがきで『あなたにとってヒーローとは?そう問われたら大部分の人が、スポーツや政治の世界で輝かしい業績を残した人、危険を顧みることなく人命救助を行った人と答えるだろう。でも僕がヒーローと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、仮面をつけて怪事件に相対する架空世界の住人たち。〜僕は仮面に一縷の望みを持つ。仮面を介して現実世界の一員となることを夢見る。願わくば運命の仮面が、善なる性質で満たされていることを』などを書かれている。
「劇光仮面」1巻コミックス情報(試し読みあり) / 作品公式Twitter
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「劇光仮面」1巻コミックス情報(試し読みあり)
「劇光仮面」作品情報 / 公式Twitter
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山口貴由 - Wikipedia
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劇光仮面:「覚悟のススメ」「シグルイ」山口貴由の新連載がスペリオールに(連載開始時)
【感想リンク】
特撮とは、人間とは、生きる意味とはを全部煮込んで灰汁を啜るような漫画
現代舞台で特にグロ死とか描写ないのに異様な不穏さがある
迫力がありすぎる各種描写とか、エンタメとして摂取するにはあまりに重い
山口先生の作品らしく特撮愛と話の迫力が凄い
最高だった。シビれた。あとがきも含めて最高だ…
言葉の少なさ良すぎる。一巻最後既に感動した
面白かった。最後のページの落書きに「中坊殺し」って書いてある?
真っ当な成長で終わるわけがないという確信がある
時間の層の重ね方ほんとたまらんな
オマージュと脈打つ情熱は理解できる。物語も今までの山口作品にない不思議な手触り
露骨でグロテスクなのに比喩的で抑制が効いている
1巻読み終えた頃には面白さと不穏さと妖しさで汗かいてる
劇光仮面 1巻|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター