Embracer GroupのCEOは、サウジアラビアによる大規模な投資を受けても、同社の原則は変わらないと宣言へとしていて、その辺はどのような発言をしていて、そして、独立性をアピールしているのかですね。
Embracer GroupのCEOは、サウジアラビアによる大規模な投資を受けても、同社の原則は変わらないと宣言しています。
先週、同国の公共投資ファンド(PIF)は、その子会社であるSavvy Gaming Group(SGG)を通じて、Embracer Groupの株式10億ドルを購入し、同社株式の8.1%を取得しました。
サウジアラビアは人権侵害の歴史があるため、PIFのビデオゲーム投資はプレイヤーの間で懸念される傾向があります。
特に、PIFの議長を務める皇太子モハメド・ビン・サルマン氏は、ジャーナリストのジャマル・カショギ氏の殺害を命じたとして非難されている。
しかし、Embracerのウェブサイトに掲載された声明の中で、CEOのLars Wingefors氏は、この投資が同社の業務に悪影響を与えることはないと述べ、関係者を安心させようとした。
『このトピックについて、さまざまな意見があることを理解し、尊重します』とWingefors氏。『正しい答えを持っているとは言いませんが、この決断が軽々しくなされたものではないことを明確にしておきたいと思います』。
さらに、『Embracerは、私、オペレーターのCEO、グループ全体の経営陣によって引き続き運営されることを明確にしたい。』
『Embracerは、自由、包括、人間性、開放性という原則のもとに成り立っています。SGGとの取引は、これを何ら変えるものではありません。』
『Embracerは、依然として当社グループで働く人々によってコントロールされています。私たちは共に、会社の議決権の大部分を支配しています。』
『SGGは、5%強の議決権と8%の資本金を所有することになりますが、彼らがEmbracerに投資したのは、我々の現在のビジョン、戦略、リーダーシップを支持しているからであり、それを変更するためではありません。』
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独立性をアピールしており、当社の理念に賛同したからだという趣旨になっていますね。しかし、それを直接的に発言しているのはCEOなので、その辺は相手がどう思っているかですね。