ワイ「ありがとすず。じゃあ先にお風呂入ろうかな」

広瀬すず「は～いわかりましたっ」

ワイ「今晩しよっか？」

広瀬すず「もーばかっ！」ﾃﾚ

ワイ「へへへ～入ってきま～す」

広瀬すず「ワイくんったら～」

スマホ「ﾃﾝﾃｰﾝ」

広瀬すず「あ！ワイくんの携帯鳴ってる」

橋本環奈LINE「やっほー！今何してる＾＾？」

広瀬すず「……かんなちゃんだ」

橋本環奈LINE「明日だったよねー？11時からでもいい？」

広瀬すず「え、なんのこと…どうしてかんなちゃんはワイくんにLINEするの…？」

ワイ「ふ～～気持ちよかった！あ、すずも入る？」

広瀬すず「………」

ワイ「どうしたの？」

広瀬すず「べつに」

ワイ「なんだよ？」

広瀬すず「明日お休みだね。なにするの？」

ワイ「あ、あぁ！明日はツレとジム行く予定！」

広瀬すず「ふーん…。」

ワイ「せっかく休みかぶってたのにごめんな！」

広瀬すず「……わたしもう寝る」

ワイ「えっちょおい！なんだよ…。あ、俺のケータイ……ぁっ」

広瀬すず「もー最低……」ｳﾙｳﾙ

ワイ「……あ、もしもし！かんな？」

橋本環奈「やっほー！今話せるんだ？」

ワイ「話せるじゃないよーもう！さっきのLINEすずに見られちゃったよ」

橋本環奈「あっごめ～～ん！あれだけ見たら浮気してるみたいだねー！」

ワイ「まったくだよもー」

橋本環奈「あたしは浮気しちゃってもいいけどねっ？」」

ワイ「バカ。俺はすずを愛してんだよ」

橋本環奈「きゃ～くさいセリフ！でも羨ましいなあすずちゃん」ﾎﾞｿｯ

ワイ「明後日はすずの誕生日だ。サプライズの為に準備をするんだろ？」

橋本環奈「そーそー！たのしみだね！」

ワイ「まったく」

広瀬すず「だめだぁ…私最近心配性だなぁ…」ｼｮﾎﾞﾝ

広瀬すず「もう12時か…ワイくんは今頃かんなちゃんと……もういい。わたしは映画でもいこ！」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

広瀬すず「誰だろ？はぁい」

山崎賢人「よっ！久しぶり！」

広瀬すず「賢人！えっ！なにしてるのっ？」

山崎賢人「いやーたまたま通りかかったからさ。いるかなーと思って」

広瀬すず「もービックリしたよ。突然こないで！」

山崎賢人「ゴメンゴメン！そういえばさ、すず結婚したんでしょ？」

広瀬すず「そうだよ～。一緒に住んでるんだからね」

山崎賢人「おめでとう！嬉しいよ」

広瀬すず「あ、ありがと…」

山崎賢人「今日は一人？」

広瀬すず「そうだけど？」

山崎賢人「そっか！よかったらランチでも行かない？せっかくだしさ！」

広瀬すず「えー…」

山崎賢人「いこーぜ」

広瀬すず「でも…ワイくんに言ってないから…」

山崎賢人「そんな報告しなきゃなんねーの？そんな夫婦生活じゃ長続きしねーよ！たまには羽根伸ばさないとさ！」

広瀬すず「そう、だけど……（ワイくんもかんなちゃんと遊んでるし…）」

山崎賢人「夫婦生活って色々タイヘンでしょ？男目線でよかったら何か相談乗るよ！」

広瀬すず「じ、じゃあ…ランチだけね。ちょうどご飯作る前だったし……」

山崎賢人「サンキュ！んじゃいこっか！」

広瀬すず「うんっ…」

山崎賢人「俺の好きな店があるんだ！駅前のホラ、テレビでやってたやつ」

広瀬すず「あぁ知ってる！この前ワイくんと行ったから」

山崎賢人「ワイとはどーなのよ。うまくやってんの？」

広瀬すず「すごく優しいよ。でも、少しだけ心配になるんだ」

山崎賢人「へ～。あいつ浮気とかすんの？」

広瀬すず「そんな人じゃないよ！賢人と一緒にしないで！」

山崎賢人「ゴメンゴメンっ！俺はつまみ食いしちゃって、すずに振られたもんな」

広瀬すず「そーいう人だいっきらい」

山崎賢人「俺はモテるからな～」

広瀬すず「さいてー」

山崎賢人「でもさ。本当に好きだったんだぜすずのこと。信じてもらえないかもしれないけどさ」

広瀬すず「…知らないよ」

山崎賢人「あ、その待ち受けワイ？」

広瀬すず「そうだけど？」

山崎賢人「へ～ラブラブじゃん。すずってそんな風に笑うんだ？」

広瀬すず「ちょっと恥ずかしいなぁ。」ﾃﾚ

山崎賢人「ふーん……。ワイって冴えなさそうなヤツだけど、俺よりすずのこと笑顔にできるんだな」

広瀬すず「うん。ちょこっと頼りないところもあるけど、初めて心から好きって思えた人なんだ」

山崎賢人「そっか」

広瀬すず「うん……」

山崎賢人「あ"～～チックショー！ぶっちゃけ新婚生活に疲れ切ったすずのコト慰めてあわよくばって思ってたのにな～～」

広瀬すず「え？」

山崎賢人「なんやかんやノロけられちゃってるよ。おもしろくねーわー」

広瀬すず「なにそれ。やっぱさいてー」

山崎賢人「でも幸せそうでよかったよ」

広瀬すず「賢人？」

山崎賢人「あいつはお前のコト裏切ったりしねーよ。思うことがあるならすぐに口に出して聞けばいい」

広瀬すず「なに、なにいきなり！」

山崎賢人「すずは自分の中にため込むクセがあるからさ。何か悩んでんだろ？」

広瀬すず「うん……」

山崎賢人「不器用だよな相変わらず。ホラ、着いたよ」