調査・コンサルティング会社のガートナーによると、2022年第2四半期の全世界のPC出荷台数は『過去9年間で最も急激な減少』を記録したと伝えるとしていて、やはり世界的物価高が直撃しているのは間違いないですね。
調査・コンサルティング会社のガートナーによると、2022年第2四半期の全世界のPC出荷台数は『過去9年間で最も急激な減少』を記録したとのことです。
同社は新しいレポートの中で、第2四半期のPC出荷台数は7200万台で、2021年の同時期から12.6%の減少を示したと述べています。
同社は、PC市場の過去約10年間で最も急激な落ち込みは、すべての地域市場に影響を及ぼす地政学的、経済的、サプライチェーンの課題によってもたらされたと述べています。
EMEAのPC市場は、PC出荷台数が18%減と最大の落ち込みを経験し、次いで米国が17.5%減となった。
ガートナーのリサーチ・ディレクターである北川美香子は、『2022年第1四半期に見られた落ち込みは、ロシアのウクライナ侵攻による地政学的不安の継続、支出に対するインフレ圧力、Chromebookの需要の急減によって第2四半期に加速しています』と述べています。
『サプライチェーンの混乱も続いていますが、PCの納期遅延の主な原因は部品不足から物流の混乱に変化しています。企業の購買担当者は、通常よりも長いPC納期を経験し続けましたが、中国の主要都市が四半期半ばに再開したこともあり、第2四半期末にはリードタイムが改善され始めました。』
北川は、『インフレによるコスト上昇の中で利益を確保するため、PC業界は需要の低迷にもかかわらず平均販売価格(ASP)の引き上げを余儀なくされている』と指摘する。
『低価格帯になりがちなChromebookからPCの構成比を下げ、プレミアム製品にシフトしたことも平均ASPの引き上げにつながった。ただし、特にコンシューマチャネルで在庫が増加すると、ベンダーが在庫を減らそうとするため、ASPが低下する可能性がある。』
今週発表された別のレポートでは、データ・分析会社のAmpere Analysisが、2022年の世界ゲームコンテンツ・サービス市場は1.2%減の1880億ドルになると予測しています。
金曜日に最新の月次売上報告書を発表する予定の調査会社NPDグループによると、2022年の米国のゲームハード、コンテンツ、アクセサリーへの消費者支出は、昨年比8.7%減の555億ドルに達すると予測されています。
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PCが大幅減になったとしていて、今のご時世もあるのかどうかというところですね。パソコンの値段も爆上げになっているので影響は大きいですね。