「麻酔科医に質問、麻酔下の患者が言ったことで忘れられないことは?」回答いろいろ
全身麻酔を投与されると、意識が朦朧としたり幻覚を見たりするため、患者が思わぬセリフを吐いてしまうこともあるようです。
「麻酔科医に質問、麻酔下の患者が言ったことで忘れられないことは?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●大腸の内視鏡検査のため、女性患者に鎮静剤を投与した。そしてプロポフォール(眠くなる薬)を注入するとすぐに効き始めた……彼女はまっすぐ座って部屋のみんなに叫んだ。「私はおしりの穴をあなたのために剃ったのよ!」そしてばたんと倒れて眠り始めた。
↑彼女はいい人だね。
↑思慮深い女性だな。
↑19歳のとき、親知らずを抜くためプロポフォールが投与された。マイケル・ジャクソンがプロポフォールの過剰摂取で亡くなってからそう経ってない頃だった。
注射されるとまわりが暗闇にあり「マイケル・ジャクソン、私も行くわ」と言ったのは覚えている。
次に覚えているのは母親が私を起こして帰ろうとしているところで、お昼寝をしたいからもうちょっといたいと言ったのを覚えている。とてもクレイジーな薬。
●内視鏡検査で麻酔から醒めたら、妻を妻と認識できなかったようだ。彼女にべたべたされるのを「結婚しているから」と断ったらしい。さらに彼女をきれいだと言ったそうだ。おかげで得点が上がった。
↑自分の妻と浮気はしたくないからな。
●看護師をしている。22歳のとき10代の男の子が麻酔から覚めて、私を見てこう言った。「おい、昨晩の子じゃないか!」
みんなに「私じゃない」と言い訳するはめになった!
●内視鏡検査で麻酔をした患者は「あなたはかわいいわ、私のおしりを見るの?」
そう言って意識を失った。
●ケタミンを患者に静脈注射した。彼は「そこにいるみんながカートゥーンのキャラクターになった」「自分はバターの壁に溶けていく」と言った。内科医としてもっとも見事な業績だったね。
●妻は帝王切開のときに意識朦朧としながら麻酔科医に尋ねた。
妻「私を2つに切った?」
麻酔科医「その通り」
妻「あううううううう、くそ」
●朦朧とした患者が同室の夫を恥ずかしがらせていた。夜の営みのときはおしりにヴィックスを塗り付けるんだと言っていた。
↑気道を確保したいと思うのは自分だけじゃなかった。
●自分は意識を失う直前に、麻酔科医に「失敗するなよ。おまえがどこで働いているか知ってるかなら」と言ったらしい。
●夫がヒザの手術から目を覚ましたとき、半分叫んで半分ささやき声で「アアアアアップルーーーージューーーーース」と言った。
すると看護師がアップルジュースをいくつものカップに入れて持ってきた。彼は幼児のようににやりと笑って「アップルジュース」と言ってすぐに倒れて眠った。
目を覚ますと夫の母親にアップルジュースを噴水のように吐いていた。そしてまたすぐに寝た。
●麻酔下の小さな女の子が、彼女の母親の手を握っていた。
彼女はもう片方の手を私の手に伸ばし、私の手を母親の手とつながせて「あなたはきっといいパパになるわ」と言った。きっと自分は真っ赤だったと思う。
●麻酔科医ではないけど、その横で外科技術士として働いている。
患者が朦朧としながら「先生、このあと、僕は統合できますか?」
麻酔科医「統合? 例えば何の?」
患者「aからbのf(x)の和が、次の条件で……」
麻酔科医(さらに麻酔を注入)
●70歳の男性患者が目を覚ました。勃起障害のため前立腺インプラントの手術だった。最初に彼の口から出てきたセリフは、テストドライブをしたいからプライベートルームをリクエストしたいとのことだった。一応彼は幸せな既婚者ではある。
聞いてはいけないことまで聞いてしまう職業のようです。