ertretre東京・渋谷区の路上で20日夜、中学3年生の少女が親子を包丁で刺して殺害しようとしたとして逮捕された事件で、少女が「母と弟を殺すつもりだったが、本当に人を殺せるか試してみたかった」などと供述していることが分かりました。






・母娘刺傷で逮捕の少女「人を殺せるのか試したかった」 刺し傷の深さ10センチ 強い殺意持ち犯行か



これは事件直後の映像です。

容疑者の少女は、重傷を負った被害者の母親と近くの飲食店の男性従業員の2人がかりで取り押さえられました。殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、埼玉県戸田市の中学3年生の少女(15)です。

少女は20日夜、渋谷区円山町の路上を歩いていた53歳の母親と19歳の娘の親子に対し包丁で背中などを刺して、いずれも全治3か月の重傷を負わせ殺害しようとしたとして現行犯逮捕されました。

その後の捜査関係者への取材で、19歳の娘が背中に負った刺し傷の深さが10センチに達し、腎臓も損傷していたことが分かりました。


・東京・渋谷区の路上で20日夜、中学3年生の少女が親子を包丁で刺して殺害しようとしたとして逮捕された事件








少女は凶器の包丁のほか、折りたたみナイフなど刃物をあわせて3本所持していたということで、警視庁は少女が強い殺意を持って犯行に及んだとみています。

事件を目撃した飲食店従業員
「(Q.少女は抵抗していた?)ないです。靴も履いていないし、靴下だけで。(少女は)空を見て、私に聞いてきて、『あの子死んだ?』って言っていたんですよ」

「母と弟を殺すつもりだったが、本当に自分が人を殺せるか試してみたかった」と供述しているということです。

また「中1の終わりから学校に行かなくなった」とも話していて、警視庁は少女の自宅を家宅捜索するなどして、犯行の動機について詳しく調べています。