Elden Ringのパブリッシャーであるバンダイナムコは、近年のゲーム業界におけるM&Aが相次ぐ中、IPや開発者とのパートナーシップを確保するための努力について述べるとしていて、どのような苦労と活動をしているのかですね。
Elden Ringのパブリッシャーであるバンダイナムコは、近年のゲーム業界におけるM&Aが相次ぐ中、IPや開発者とのパートナーシップを確保するための努力について述べています。
GamesIndustry.bizのインタビューに応じたバンダイナムコヨーロッパのCOO、Arnaud Muller氏は、同社が業界再編の影響を受けないよう水面下で努力している一方で、小規模パブリッシャーがより困難な状況に置かれていることを明らかにしました。
Arnaud Muller氏は、業界再編の影響から身を守るため、水面下で努力を続けていますが、小規模なゲーム会社は、それが難しい状況であると述べています。『IPの創造に投資するとき、IPのマーケティングに投資するとき、もしIPが私たちのものでないなら、そのIPを開発したスタジオの将来に対して何らかの保証を得なければならないことも念頭に置いておかなければなりません。』
『これは、私たちが取り組んでいることです。このような買収の広がりは、小規模なパブリッシャーが世界最高のスタジオにアクセスする能力に影響を及ぼしているのはご存知の通りです。しかし、バンダイナムコには、このようなパートナーシップを確保するための資金力があります。』
『第一選択権、IPの所有権、スタジオの少数株主持分など、パートナーシップを確保するためのさまざまな手段を講じています。』と述べました。
ゲーム業界のM&Aは2021年に過去最高の850億ドルを記録し、今年はその総額を余裕で超えると予想されています。
投資銀行会社のドレイク・スター・パートナーズによると、今年上半期は651件の発表済みおよび/または終了したディールの総額が1070億ドルに上ったそうです。
この中には、マイクロソフトが提案したコールオブデューティのパブリッシャー、アクティビジョン・ブリザードの687億ドルの買収、テイクツーとジンガの127億ドルの合併、ソニーがデスティニーのメーカー、バンジーを36億ドルで買収したことなどが含まれています。
関連リンク IPの確保など、パブリッシャーとしての役目を担う発言をしていて、海外での活動を話していますね。日本ではなかなか見ることのできない姿がそこにはありますね。