一部分を傷つけられた植物が、その情報を全身に伝える様子をバイオセンサーで可視化
埼玉大学の理工学研究科、豊田正嗣准教授らの研究グループが解明した、傷つけられた植物がその情報を全身に伝える仕組み。

細胞が傷つくとグルタミン酸が流出し、その結果カルシウムイオンのシグナルが発生。

カルシウムイオンのシグナルは、養分を運ぶための師管を通って100秒程度で全身に伝わり、その様子をバイオセンサーで可視化したのがこの映像。

傷つけられた植物が、全身の防御機構を活性化させることは知られていたものの、その仕組が初めて解明されたのがこの研究であるとのこと。

実験で使われたのはアブラナ科の一年草、シロイヌナズナ。

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