etretretre事故が起きたゴーカートコーナーは、千歳市でレンタルカート施設を経営する「新千歳モーターランド」が運営していました。なぜ、事故は起きてしまったのでしょうか。






・マスコミ「そうだ!トヨタじゃなくて新千歳モーターランドを叩こう!」運営に不備か?11歳女車カス事故




異変が起きたのは、数回コースを回った後、ゴールの直前でした。

新千歳モーターランド・九谷田聡さん:「通常はアクセルを離してブレーキを踏んで減速しないといけないが、アクセルを踏みっぱなしになっていたという状況。手を伸ばして、体を引っ張ってとかアクセルペダルを引っ張ってとか、そのようなことをしようとしたんですが(アクセルが)全開でしたので」。

コースの一部には頑丈なプラスチック製のブロックが置かれていましたが、観客の前には三角コーンやポールしかありませんでした。

こちらは、空知の南幌町にあるサーキットクラブ。今回の事故について、安全対策の不備を指摘しています。

南幌カートスポーツクラブ・桜井泰己さん:「(コーンやポールは)軽い物になるので、車を止める効果はない。そういうものでエリア分けをするのは危険」。

今回、11歳の女の子が乗ったゴーカートが、「大人用」だったことについても…。

南幌カートスポーツクラブ・桜井さん:「子ども用のレンタルカートには、遠隔でスイッチを押すとカートが止めることができる物もある。パニックになると、手も足も突っ張るはず。そうなるとアクセルが全開になる」。

右足でアクセル、左足でブレーキを踏むタイプが多いゴーカート。実際に記者が乗ってみると。

須藤真之介記者:「いまアクセルとブレーキを同時に踏んでいるんですが、止まらず前に進んでしまっています」。

連休中に、子どもたちが楽しむはずのイベントで起きた悲劇。警察は、女の子がアクセルを踏み続けていたとみて調べています。