1::2022/10/03(月) 18:20:22.16 ID:2ayBJlfB0.net BE:454228327-2BP(2000)

東京大学のチャン・チアミン特任講師と、五十嵐武夫教授らの研究チームは、自動運転車に「目」をつけることで、安全性を向上できるかという実証実験を行なった。センサーなどを形容して「目」と言っているわけではなく、見たままの「目」をつけた実験だ。この自動運転車の目が、歩行者とのコミュニケーションを向上させ、交通事故のリスクが低減するという。

本実験「Can Eyes on a Car Reduce Traffic Accidents?」では、2つの目を付けた自動運転車を作成し、移動する様子を360度カメラで撮影。撮影した映像をVR環境で再生し、評価してもらった。本実験の参加者は、日本の18歳から50歳までの女性9名、男性9名の計18名を対象としている。

自動運転車に搭載した「目」は、直径は30センチで、黒プラスチック製の眼球を、半球状の透明なアクリルカバー覆ったもの。全方位に向けて最大45°の角度を取ることができ、人間の目の動きに近いモーションを行うことが可能だ。YouTubeで公開した動画でも、実際に目のついた自動運転車が動く様子を見ることができる。

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結果として、目をつけた自動運転車は、歩行者との交通事故を低減させる可能性があることが明らかとなった。全体的なエラー率として、目のない車で50.56%だったものが、目のある車で29.44%と4割ほど低下した。また、男女間で行動の差が生じたこともわかった。









参考画像



クルマに「目」をつけたよ! 東大が「自動運転車の事故を減らす」実験で嘘のような凄い成果
2022/10/02 08:35
https://news.mynavi.jp/article/20221002-2468485/